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会社社員向けの新型コロナ健康状態の経過観察書をver2にアップデートしました

(2020/12/1追記)ver3.0を公開したので、ぜひそちらをご活用ください

(以下は当時の記事そのままなので古い情報です)

東京での新規陽性者数が224人と過去最高を更新した7/9、政府は相変わらず特別な対策を取らず行動制限の緩和の方針を堅持しています。
経済が収縮しても命に関わるので、経済と感染対策は両輪で進めるべきとは思いますが、国や東京都から危機感を感じないこの状況は本当にモヤモヤしますね。

以前、会社社員向けの健康経過観察書を作った

まだ日本国内での新型コロナ感染は拡大していなかった頃に健康経過観察書ver1.0を作りました。その際のnoteはこちら

幸い、その後社員から新型コロナを疑う発熱者が出ることもなく、地元伊勢市内での感染者もほとんど出なかったため出番はなかったのですが、東京での市中感染が定着して広まり始めている現状や、その飛び火が全国各地で散発的に見つかり始めている状況から、今の状況は「感染者は出ないだろう」から「三重県や伊勢市でも陽性者が出るだろう。問題はそれがいつになるか?」という段階に入っていると感じます。つまり、今の段階で発熱や風邪症状が出ている場合、新型コロナである可能性が高まっていると考えて対策を組立直す必要性が高まってきたと感じます。

今の判断基準に合わせて健康観察書を更新しました

新型コロナウイルス(健康状態の経過観察書)200709_ページ_1

そこで、今の判断基準に合わせて健康観察書を更新することにしました。2/19から大きく変わったのは2点
 ・帰国者・接触者相談センターに相談する目安
 ・新型コロナウイルス感染症の快復の目安

です。

帰国者・接触者相談センターに相談する目安

国の基準は当初は37.5℃で4日以上などの目安がありましたが、その表現が変わったので、それに合わせて記載しています。

厚労省の示す目安

https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kenkou-iryousoudan.html#h2_2
○息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
○重症化しやすい方(※)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
(※)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
○上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。)

新型コロナウイルス感染症の快復の目安

ver1.0を作った段階ではこの情報が整理されていなかったので、インフルエンザの基準を採用していましたが、現在は新型コロナウイルス感染症患者の退院基準が定まっていますので、それに合わせました。

新型コロナ患者の退院基準を再度見直し、「発症から10日経過かつ症状軽快から72時間経過」に短縮―厚労省
https://gemmed.ghc-j.com/?p=34428

健康状態の経過観察書ver2.0のダウンロードリンク

作成したシートですが、他の方が使えるようにEXCELで公開しますので、興味がある方はダウンロードしてください。
EXCELシート
https://firestorage.jp/download/70f8be4991544869003530b8031e0dfdd2dd96da

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