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新型コロナウイルスの陽性者数が10,000人に到達する日にちを予測してみた件
感染拡大の近似曲線を描いてみた
3/10の投稿で日本における新型コロナウイルス感染者数を予測するための簡単な予測式を作成して対数グラフを作成し、今後の感染者数(PCR検査陽性者件数)を予測してみました。
この際に使用した近似曲線の計算式は非常に単純なこういう計算式です。
(X日の感染者数)
=([X-7日]の感染者数)
+(([X-7日]の感染者数)-([X-14日]の感染者数))×(想定される再生算数)
たったこれだけの式ですが、予想以上に実際の陽性者件数の推移と一致しました。
数学とはそもそも自然現象を理解するための学問であったことを改めて思い知っています。
さて、そんな数学への感動はさておき、感染者数が3/20に1,000人を越えたことや全国一律で要請されていたイベント自粛や学校の休校措置が徐々に緩和されてきそうな今改めて今後の予想をしておくことは意味があると感じるので、3/10以降の陽性者件数を追記してグラフを再構築してみました。
このグラフからはおおむね以下のような事が分かります
第1期 2/10〜2/24 R0=2.5程度
第2期 2/24〜3/15 R0=1.8程度
第3期 3/15〜3/20 R0=1.4程度
このように、徐々に拡大速度が低下している、ということです。
それでも感染の拡大を押し留めるには至っていないことが見て取れます。
10,000人に到達してしまう日付がいつ頃か?
あくまでこのグラフのみからの予想となりますが…
R0=1.4程度を維持し続けることができた場合 5/6頃
R0=1.8程度に戻ってしまった場合 4/13頃
R0=1.2程度まで更に拡大を抑止できた場合 6/13頃
つまり、4月半ば〜6月前半には陽性者件数が現在の10倍になる!と覚悟が必要だと言うことです。
この予測が良い方向に外れ、もっと感染者がゆっくり広がるようになる事を願っています
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