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トイレ掃除

第10回目の今日はトイレ掃除についてです。
内容としてはトイレ掃除をすると良いことが起きますよ、幸せになれますよ、という事なのですが、その何故について書いていきます。

まず、質問です。
皆さん自分の家以外のトイレを普段から綺麗にしていますか?

トイレを使う時、汚い状態より綺麗な状態の方が気持ちがいいのは誰でも一緒だと思います。問題は次に使う人のために綺麗にできるか、無くなったトイレットペーパーを交換しているか。自分が汚した分だけでなく、自分が使う前に汚れた部分も綺麗にしているか。ここに利他の精神があるのです。

ファーストクラスのトイレはいつも綺麗

この話を聞くと、搭乗員がVIP客のために綺麗にしているからと思うことでしょう。しかし、これが違うのです。いつも乗客のために綺麗にしているのはむしろエコノミークラスの方。ではファーストクラスは誰が綺麗にしているのか?

それは乗客が自ら綺麗にしているのです。このことから裕福な人の方が利他の精神があることが分かると思います。自分さえ良ければいいではなく、自分以外の人、特に誰だか分からない他人にまで気持ちいい気分になってもらう。そういった精神が裕福な人は持っているという事になります。

あのビートたけしもトイレ掃除を大事にしている

これは私がテレビで観た話なのですが、ビートたけしはトイレが汚いのが許せないようで、公衆トイレであろうと、汚いトイレは綺麗にしてから出てくるそうです。

他にも、芸能人だと、和田あき子、タモリなどがトイレ掃除を大事にしているようですが、こういった著名人を例に出すと、私のような一般人に言われるよりもスッと頭に入ってくるのではないでしょうか?

親に何度も言われても聞かなかった事を、自分がよく知っているような有名人が同じ事を言ったらそれを聞いてしまった、なんてこと誰にでもあるのではないでしょうか。そういった効果もあり、私も有名人の例を出してみました。笑

松下幸之助もトイレ掃除を大事にしている

あの経営の神様と言われた松下幸之助もトイレ掃除を大事にしている一人でした。松下幸之助は、「会社の良し悪しはトイレに行けば分かる。」そのように話していたそうです。トイレが汚い会社は、その社員も利他の精神がない人が多いから良くない会社だと判断できるそうです。

普段の何気ない行いが表にも出てくる

普段はしていないけど、仕事ではしている。仕事だと割り切ってできる。というようなやる時はやるよというタイプ、その普段を知っていたらあなたは信用できるでしょうか?

例えば、普段の会議では遅刻ばかりしているけど、「お客さんとの時は遅刻しません。」とか、普段はだらしない格好をしているのに、「お客さんの前ではきちんとします」と言うような人。おそらく信用する人は少ないと思います。

これと同様に、いつもトイレを汚く使っている人がいたとして、その人が、「私はとても思いやりのある人間です。」と言われたらどう思うでしょうか?人は普段からやっていないと、いざという時にできないもので、仮に意識してできていたとしても、自然ではないので必ずいつかボロが出てくるのです。

普段の行いは誰かが見ている

こういった話を聞いたことがあります。とある社長さんが、とても礼儀の正しい若い営業に情熱で負け、とある営業商材を発注したそうです。しかしその数日後、たまたまその若い営業に飲食店で遭遇したのですが、その若い営業はその社長の存在に気付いていなかったのか、営業の時とは別人のような汚い言葉遣いで友人と会話をしており、すぐにその発注をキャンセルしたそうです。

このように、普段からしっかりできていない人は必ずどこかでボロが出ます。誰も見ていないからいい、誰かが見ているからしっかりしようではダメだということです。

以上のように、トイレ掃除の大切さが少しは理解してもらえたのではないでしょうか?人は誰も見てないところでしっかりとできている方が、より良い人生になります。二度と会わない人だからか無礼な態度を取る人がいますが、今日からトイレ掃除だけでなく、誰も見てない時にもしっかりとできるような習慣をつけていきましょう。

では、今週も頑張ってまいりましょう!

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