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親孝行は要らない

さて、第7回目の今日は、GW前に実家に帰る人向けの内容です。
実家に帰ったら、親孝行も考えている人は多いと思います。そんな人にあえて、「親孝行は要らない」という記事を少しだけ書かせていただきます。

なぜ、親孝行は要らないのか?
今回も結論から書いていきたいと思います。その結論とは、

親が要らないと思っているから

これが答えです。
これは親になってから分かることかもしれませんが、親は別に親孝行を求めていません。親は子供に親孝行できる歳に成長したことを喜んではいますが、親孝行の内容については正直そこまで期待してませんし、必要ないと思っています。では親はいったい何を求めていると思いますか?

親は子供の幸せだけを考えている

ここに親への最大の親孝行が隠されています。親は子供に何かしらしてもらう事を期待しているのではなく、子供が幸せになってくれればそれでいいのです。親ほど口うるさく勉強しなさいなど、将来のことを言われることはないでしょう。これらは全て親は子供に幸せになってほしいから言うのです。

勉強などやりたくもない人もいるかもしれません。それでも、親が勉強をしなさいと言い続けるのは、何も安定した大企業に就職をしてもらいたい、というだけではありません。勉強をすることで、将来、幸せになる選択肢が増えることを経験をもとに言っているに過ぎません。

なので、本当に親孝行をしたいのであれば、自分自身がたくさん幸せになることに努力すべきです。もし、これから実家に帰るとしたら、疲れ切った顔で帰ってくる子供よりも、充実した日々を送っている笑顔を見ることが、親にとって何よりも、嬉しいことでしょう。

親がしてくれた事は別の人に

どんなに親孝行したくても、親がしてくれたこと全てを親に返すのは不可能です。もちろん、病気などになったら看病等すべきですが、金銭面を返すなどはかなり厳しいと言えるでしょう。ならば、自分が成長をして、自分の親ぐらいになったら、自分の子供や、これからの世代の人に同じことをしてあげればいいと思います。

人生は平等ではない

中には子供の幸せを望んでいない親もいるでしょう。人生というのは生まれつき平等ではありません。それだとしても、日本に生まれたとしたら、いくらでも幸せになる機会はあります。生まれ育った環境を言い訳に生きるか、それをバネにして生きるかは本人次第です。

人は過去を変えることはできませんが、未来を変えることはできます。どんな状況であっても幸せになる努力をすることを怠けていてはならないと思いますし、自分以外の誰かを幸せにする必要が人生にはあります。

利他の心がないと人は幸せにはならない

親が何故子供の幸せを祈るのか。それは、子供の幸せが自分の最大の幸せだからです。このように利他の心がないと、人は本当の幸せを感じることができません。人は自分の幸せだけを考えると幸せにはなれないのです。幸せは人と人との関係で生まれるもので、仮に地球に自分ひとりしかいないとしたら、人は幸せを感じることはありません。(そのかわり、寂しさなどもネガティブな気持ちも出てきません。)

以上となりますが、「親孝行は要らない」という意味が分かっていただけたでしょうか。決して、親を邪険に扱ってよいという訳ではありません。最大の親孝行は自分が充実した日々を送り、毎日笑顔で幸せに、そして健康にいることです。

きっと、満足度が高い人ほど、自然と親にもやさしくできるでしょう。その程度で親は最高に幸せなんです。緊急事態宣言で何処も行けないですが、こんな時だからこそ自分の幸せ、身近の人の幸せを育てていきましょう!

GWなので次回は5月10日になります!

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