③水平線、斜線、チャネル+α

水平線は、①ダウ理論による目線の決定、②チャネルが水平の時に使う。

水平線は波の起点が重要。3派の起点が重要なのはもちろん、ネックライン(2波の起点や5波の起点になっていることに気がついて下さい。)も重要。

ひげを含めるか含めないか問題に関しては、基本ひげ先に引くが、実体で抑えられているところなど一番当たり方がピタッと来るところがあればそちらを採用。そこは自分なりに研究する。ラインが抜けた抜けてない判定は「時間足を上げたときに実体で抜けているか」で判定することとしている。(例:4時間足の水平線抜けしたかどうかは翌朝に日足確定で判断する。)


斜線は、4種を分けて考える。
① 1-3トレンドライン:1波の起点と3波の起点を結んだライン
・最終トレンドラインとして機能する。
・同じ角度のものを親波のラス押しや3波の起点にもあてておく。
② 直近トレンドライン:直近の押し安値2点を結んだライン
・1-1がこれに止められ1-3でラス押しも一緒に抜いた時はトレンド転換を考える。
・抜けから1-3ラインまでの扇を逆張りで取る。(扇の1波、扇抜けの3波)
③ 1-3ライン:1波の終点と3波の終点を結んだライン
・3点目からの逆張りに使える。(→ウォルフ波動)
④ 裏ライン:ラス押し安値(ラス戻り高値)とそれを抜いた1波の終点(1-3の終点)を結んだライン
・2波の終点を予測する。ハーモニック5-0パターン参照。

斜線は角度が重要。チャートの縮尺によって斜線の角度は異なるため、一概に何度が理想とかは言えないが、自分の見慣れたチャートにおいて、だいたいどれくらいの角度のトレンドラインが機能するのか、この角度では一本調子で上がっていくはずがない、とかそういうことを研究する。あくまで自分のチャートにおける縮尺での角度なので必ず自分なりの角度を覚える必要がある。

あとひげを含めるか含めないかで角度が大きく変わる問題についてはチャネルにしてみて一番しっくりくる角度があればその角度を採用。

トレンドライン、チャネルラインの3点目は必ずと言っていいほど反発する。(3-3狙い、ウォルフ波動など)


チャネルはそれぞれの斜線をコピーして作るが、あえて一つ重要なチャネルを挙げるとすれば、1-3トレンドラインをコピーして1波の終点にあてたチャネル。これを私はEVチャネルと名付けている。斜めの値幅で考えたとき、E値とV値が重なる斜線ができるのです。

どういうことかというと、頭を左に傾けて下図を見てください。

・BAの200%エクステンションがDになっている(E値)

・BCの200%エクステンションがDになっている(V値)

画像1

つまりN値が否定されれば、Dはこの斜線上に到達しやすいと考えられる。

値幅も水平線と斜線で読み解いていけば、適切な日柄も見えてくることがある。

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