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白雲山 鳥居観音 今年イチの紅

埼玉県飯能市にある鳥居観音へ紅葉をみに行ってきました
やっぱりお出かけはいいですね
秋晴れの久々の休日です

そろそろ紅葉をみたいな、と思っていたら
今が見頃らしい場所がここでしたので
何年かぶりの鳥居観音
紅葉の時期に行くのは今回が初めてで9時すぎくらいに着いたのですが
30台分の駐車場は満車で道路に渋滞が

本堂は県道沿いにあります
駐車場代が500円でした。


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本尊は七観世音菩薩。平沼桐江(彌太郎)作
壁面は観音菩薩の教えが壁画で現され、木彫りの胎蔵界曼荼羅図、30余体の天女像が配され、仏教美術芸妓品の宝庫となっています。安置された諸仏は極彩色に彩られ極楽の世界を連想させます。

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本堂煌びやかです

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開祖の平沼彌太郎さんと夫人の像

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水掛観音
なんかきれいだったのでお水をかけて拝みました
後ろの灯籠も素敵です

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この苔むし感が好きです

本堂周りの紅葉もきれいでしたが目指すは救世観音

県道沿いの入り口から車で山を登っていきます
入り口に料金所があるのでここで入山料( 徒歩・大人200円子ども100円 バイク300円 自動車500円)を支払います

徒歩で行くと仁王門 恩重堂 平和観音がある見晴台を通って玄奘三蔵法師塔へと登れます。約35分とありましたが、夫が徒歩で登った様子と聞いたところ(私の思うハイキングといったレベルよりハードな様な気がきます)

車だと玉華門、大鐘楼を通り玄奘三蔵法師塔へと登ります。5分くらいでした。


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玉華門

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紅葉越しの玄奘三蔵法師塔

玄奘三蔵塔には、孫悟空の活躍で知られる物語「西遊記」の三蔵法師、正式名は玄奘三蔵法師の霊骨が祀られております。塔の第三層(頂上)は十六角形(南方様式)第二層は八角形(中国様式)、第一層は四角形(日本様式)で、他に例を見ない独創的なつくりになっております。基盤四方の彫刻物や大香炉は開祖、平沼彌太郎作。
玄奘三蔵法師は、仏法を求めて17年間にわたり難路天竺に旅行し仏教を研究し、仏典の基礎を確立した東洋の偉人であり、かつ日本大乗仏教を今日みるような盛んなものにした仏教界の大恩人とされております。平沼彌太郎は、日本に三蔵塔を建立することは、日中親善のために大いに役立つことと考え、日本の有名人を発起人とすることを発願し、元総理大臣故吉田茂氏など、政界財界人三百余名と二千余名の賛助者の協力で白雲山に建立することができました。

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大香炉
ダイナミックでエキゾチックです

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塔からみる球世大観音
左下に映り込んでいるのが
上の引用にある”基盤四方の彫刻物”
これもまたエキゾチックです


ここから車で1分 徒歩5分で遠くに見えた球世大観音のある場所へ向かいます

今日はこの塔から先が車両先通行止になっていたので
徒歩でいきました。
そんなに急な勾配はなく遠くに見えた様で意外と近かったです
紅葉をみながら歩くにはちょうどいいです

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今年いちばんの紅葉を観れました

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手前にこんな建立物も

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中央大観音・高さ23m
脇立梵天および帝釈天・高さ23m
基壇高さ・10m

お天気がよかったので青空に白い観音像が神々しかったです
(仏々しいって言うのですかねw)

中央大観音の中の螺旋階段を登ると展望台へ行けます。高さ27mの展望台は山頂なので結構スリルがあります
拝観料 大人(中学生以上)200円 子ども(小学生)100円

大観音は日本寺院の建築様式の他にも、インドや中近東などの様式を取り入れており、中央入口の柱はギリシャ・クレタ島のクノックス宮殿の逆さ柱が取り入れられ、根本に三頭の獅子が回って堂宇を守っている彫刻が施されています。また入口の踏み石はセイロン島の寺院でよく見られムーンストーンの形式を取り入れたもので、御影の一枚石に唐草模様を薄彫したものです。堂宇内も数多くの彫刻が壁面に納められており、天井周囲のステンドグラスも特徴的です。


鳥居観音まで向かう名栗の山里の風景も素敵で
紅葉を満喫して気持ちよかったです


興味のある方は鳥居観音HPを観てみてください
開祖である”平沼彌太郎さん”に関しても
詳しく載っています

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