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Anacondaにプロキシを通す方法 Windows11 ver. &初心者向け

Pythonに全く触れたことがない私が、anacondaにpsychopy をインストールするためにプロキシを通す際に、相当手こずりましたので、同じような初心者の方で手こずっている方のために、シェアします。
※Windows11での挙動です。


1. Anaconda3のフォルダがある場所を探す。


Anaconda3フォルダにファイルを作成していくので、まずは場所を探して下さい。デフォルトは、Cドライブのユーザーの中の自分のユーザー名のフォルダの直下にあるはずです。
パスとしては、C:\Users\ユーザー名\anaconda3です。

2. コマンドプロンプトを開いてAnaconda3フォルダに移動


スタートボタンの隣にある検索窓に「コマンドプロンプト」と入力して、コマンドプロンプトを開き、先ほど見つけたAnaconda3の場所まで移動します。

デフォルトの場所にanaconda3があった場合は、

cd anaconda3

を入力すると、ディレクトリ(>の前のアルファベット)にanaconda3が追加されて、ディレクトリがanaconda3の場所まで移動しました。

3..condarcファイル作成

コマンドプロンプトに

echo > .condarc

と打って、.condarcというcondarcファイルなるものを作成します。

次にファイルの中身を書き換えていきます。
エクスプローラーでanaconda3の中に、今作った.condarcファイルを開きます(memoやテキストエディタなど中身を書き換えられそうだったらなんでもOK)
コマンドプロンプト上で書き換えたいのであれば、

note.pad .condarc

でもcondarcファイルが開きます。

メモ帳で開いたら、最初に書かれいてる文字は一旦消去。
次の文字をインデント(空白)も含めてコピペしてください。

proxy_servers:
    http: http://プロキシアドレス:ポート番号
    https: https://プロキシアドレス:ポート番号


インデントもきちんとコピペしてください。
インデントが超絶大事のようで、私はここでつまずいて半日無駄にしました。

4. anaconda powershell promptでプロキシ設定が通っているかを確認

スタートボタンの隣の検索窓から、anaconda powershell promptを開きます。
開いたら、


conda config --show

を打ってみてください。
おそらくダーッと色々情報が出てきますが、その中で、proxy_servers : のところに、.condarcファイルの中に書いたプロキシアドレスが記載されていれば、プロキシは無事通っています!
さぁ、あとはインストールのみです。あと一歩👣

4. psychopyのインストール


引き続きanaconda powershell promptに入力していきます。

pip install Psychopy --proxy http://プロキシアドレス:ポート番号

で緑のバーが出てきて何やら動いていそうであれば、インストール完了です!!!ぱちぱちぱち👏

5. psychopyをanacondaで使う

無事インストールが出来てからは、なにもしなくてもanacondaから開くjupyter notebook上でpsychopyがしれっと使えるようになっています。

anaconda navigatorにもpsychopyが含まれるということはなく、本当にしれっとです。インストールされたか不安な方は、psychopyのコードをjupyter notebookで試してみてください。

さぁ、どうでしょう?できましたか?
pythonを全くいじったことがないので、なぜみんなインデントがどうのこうの言ってるのか、さっぱりわからなかったです。
私が触っているプログラミングはむしろインデントが挙動をおかしくしていることが多かったので。
でもpythonはこのインデントが超重要なのですね。いつか触る必要が出てきたときのために、肝に銘じておきます・・・。

私のようにインデントエラーでつまずくかたや、どこのプロンプトに入力すればいいのかわからない迷子が出ずに、皆さんの実験環境構築がすんなりと進んでいることを祈っています。





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