アラフィフでコミュニティ活動に参加して思うこと
今回はBacklogWorld2020というコミュニティイベントの運営チームに参加させていただいた時のことを書いてみたいと思います。
この記事は #Backlogアドベントカレンダー 2020 by #JBUG の12月6日分の記事として執筆しています
自己紹介
ARIというクラウドインテグレーターでコンサル/エンジニア/クリエイティブ部門の責任者をしております。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。
参加のきっかけ
元々のきっかけはBacklogWorld2020の運営募集のツイートをみたことでした。以前からコミュニティ活動には興味がありましたし、自社の社員にも積極的なコミュニティ活動を薦めたいと思っていたので、その前に自分がやらないといけないなと思ったことがきっかけです。いつか自分でも主宰してみたいなとも思っていたこともありました。以下はキックオフの日に書いたnoteです。スムーズなリモートMTGに感動したのが懐かしい。
活動内容
2020年2月の開催に向け2019年8月から(執行部はもっと前から)活動をしていたわけですが、新型コロナの影響でオフライン開催が中止となり、運営活動は一旦中止となりました。その後運営チームの有志の中からオンラインでの開催の声があがり、Re:unionオンラインとして4月の開催に至りました。
お世辞抜きにどの講演も本当に有意義で面白かったです。タイムマネジメントも素晴らしくほぼ全て予定通りの完璧な進行ができました。登壇者の皆さんのプロマネスキルの高さの賜物かと思います。
その過程でJBUG東京の皆様とお近づきになり、2度ほどLTでお話する機会もいただけました。
得られたこと
①充実感・達成感
イベントが成功裏に終わったこともあり非常に大きな達成感・充実感がありました。翌日の余韻というか余熱が冷めやらぬ中で書いたnoteを見ても、その感じがわかります。開催2週間前ぐらいはほんと大変でしたけど、アドレナリンが出た感じでした。
②新たな出会い
多分この活動に参加しなければ得られたかった貴重なご縁が生まれました。
運営の皆様、登壇者の皆様、配信をご支援いただいた天神放送局の方々など、イベントで知り合った多くの方とSNSで繋がってその後もやり取りをさせて頂いたり、運営の方々とは個別にお仕事のご相談をさせて頂いたりもしました。
例えばご登壇者の中の両備システム様とは、イベントのご登壇内容に感銘を受け私から僭越ながら詳しいお話を伺いたいとご連絡をしたことがきっかけで、その後も定期的に弊社と会社間での交流機会をもたせていただきました。(ご登壇内容は以下のnoteをご覧ください)
年を重ねるごとに新しい出会いに億劫になっていく感じもあります。前向きに自ら何かを得ようと行動する価値観の方と出会えるのは、改めて価値を感じる瞬間でもあります。
各地域のライオンズクラブや経営者団体などもあり、自分も過去参加させていただいたことがあります。新たなネットワークづくりという意味では広義では同じようにも思いますが、ビジネスビジネスしてないところがコミュニティの特徴だなぁとは感じます。
やってみて分かったこと
①ボランティアで成立させる難しさ
コミュニティ活動は楽しいだけではないことも当然あります。期日が決まったイベントに対して準備が立て込むことや、想定外のトラブルが起こることもあります。みんな仕事や家庭が勿論最優先はお互いに理解しているつもりなのですが、疑心暗鬼が重なりチームの空気が微妙になることもあるでしょう。これらはよく言われることですが、ボランティ活動の難しさは想定通りでした。
②自分が居心地の良いキャラを見つけられると楽
コミュニティって、職場や家庭とは違うキャラを試せる場所でもあります。話は少し変わりますが、私は平野啓一郎さんが唱える「分人」という考え方が気に入っています。みんな本当の自分探しとか良くしますが、唯一の自分なんて存在していなくて、みんな家庭・職場・各友人グループ・地域などそれぞれのコミュニティで違う自分で全然いいと思います。職場では立場上責任の重い役割を果たしているからこそ、コミュニティでは一歩下がって一兵卒として現場仕事をしてみんなのサポート役に回るとかですね。
ちなみに平野さんの本は自分も読んで色々楽になれた本でした。宜しければ手に取ってみてください。
③気持ちと時間に余裕のあるメンバーの必要性
少し気持ちと時間に余裕のある潤滑油となる人間が必要だとは感じています。特に差し迫ってきたときに口よりも手を動かせないと現場ではなかなか役に立てないんですよね。また自分を殺しつつ人を立てる振舞いも求められます。
ちょうど前回の運営時はそれが自分かなぁと思ったので、そういう気持ちでやっていました。改めて思い返したときに大事だなぁと思うのは以下の事柄です。
・手を動かす
・周りの人に学ぶ(年齢やバックグラウンドなどを気にしない)
・自分から動く
・チームのチャットやチケットに「いいね」「ハート」「スター」必ずする
・出会いの価値を長いスパンで見る(どんな出会いもその後どんなインパクトを生んでくれるかわからない!)
十分にできなかったこともありますが、今後も改めて意識できたらと思っています。
最後に
良質なイベントや勉強会を観客として楽しむことも楽しいけど、自ら創る側に回り、そのプロセスを楽しむことが新しい趣味の形の1つではないかなと思ったりします。
実は縁あってBacklogWorld2021の運営にも携わらせて頂くことになりました。またいい出会いが沢山生まれるといいなぁと期待に腹を、いや胸を膨らませております。
BacklogWorld2021はナカミチ委員長、コマミサ副委員長のリーダーシップ体制での開催となりました。
お二人を支えつつ、他の運営の皆さんや多くの関係者の方々と共に、素敵なイベントが開催できたらと思っています。皆さま是非ご期待ください!
この記事は #Backlogアドベントカレンダー 2020 by #JBUG の12月6日分の記事としてお送りしました。
それでは2021年3月のBacklogWorld2021でお会いしましょう!
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