1たす1は2

小学生は実にえらいと思う。

世の中が不穏な動きでも、学校で先生に1たす1は2と叩き込まれる。

私はその法則が大嫌いで、学校嫌いだったのだが、先日、とても素晴らしい小学生に出会った。

お母さんの言いつけを守り、ゲーム機を握りしめ、ひたすらに生きていた。

彼を見て、本当に好感が持てた。

おそらく、知能は私より上だと思う。

顔もそこそこだった。

また、先日、靴屋で絶世の美女を見た。

彼女も小学生。

もう、小学生にして、スーパーモデルのオーラを出す。

現役のモデルより、数段、上に見えた。

こんな光景を何回も見ていると、私なんかは自分は一体、なんなんだろうと思う。

また、同僚にも同情した。

もっと、大きく言えば、大人は何のために生きているのだろうなんて考えた。

何だか、悲しくなった。

育てるはずの人間が子供に負けているのだ。

天変地異が起きたのだ、、、