見出し画像

真似ること・変化することは能力?

お知らせ

先日の平塚大会をから1週間空いて、今週末の9/11,12日に名古屋大会が開催される予定です。
コロナ禍にも関わらず大会開催に向けて準備してくださっている皆様ありがとうございます。
夏の疲れが出やすい季節です。
お身体ご自愛ください。

名古屋大会も平塚大会に続き無観客での開催です。
ファンの皆様にはまた我慢をしていただくことになりますが、YouTubeでのLIVE配信にて応援よろしくお願いします!(YouTubeでJVAと検索してください。)

名古屋大会の会場となるのが名城公園はtonarino(トナリノ)という施設前にあるkomorebi広場にて、特設コートを作り開催されます。

個人的には施設内にコーヒーショップがあり、コーヒー好きな私としてはコーヒーの香りが漂い、いつでも買いに行けるという素敵な会場となっております。

男子はシーディングが少し変わり、平塚大会とは違う対戦が見られること。
女子は新しいペアが参戦するので今からどうなるのか楽しみなところです。

男子は平塚大会準優勝の長谷川・土屋ペア
女子は平塚大会優勝の長谷川・坂口ペア
コーチングさせていただいているペアの応援をご贔屓によろしくお願いします!

真似ることについて

今回は真似ることについて少し考えてみたいと思っています。

皆さん、『真似る』という言葉にどんなイメージをお持ちですか?
もしかしたらあまり良いイメージをもっていない方が多いのかなと思っていますが、どうでしょうか。

真似をするとオリジナリティがないと思われたり、二番煎じだと言われたりすることがありますよね。
日本語の『真似る』は確かに良いイメージは少ないかもしれませんね。

このテーマで言いたいことは『真似ることは良いこと』、『私はこれからも、真似し(パクリ)続けます』ということです。笑

今言ったように、真似をすることは悪いことではなく、むしろ良いことだと思っていて、意欲の現れや、能力のひとつだとも思っています。
子どもが大人の真似をして色々な能力を伸ばしていくように、大人になっても他の人の真似をしてみて能力を伸ばしていく場面は多いと思います。

広辞苑には真似るの意味に『学ぶ』と書いてあります。
そう真似ることは学ぶことなのです。
学ぶ為に真似る。
動作や思考などなど。

例えば、書籍を読んで学び、著者の考えに触れ行動を変えようと思ったり、会社で営業トップの先輩に憧れ言葉使いや営業方法を学び変えていくことも『真似る』に分類されると思います。

自分自身の競技生活を振り返ってみると、インドア時代もビーチバレーボール時代も憧れの先輩、選手がいて、追いつきたい、どうやったらあんな風になれるんだ、どうやってんだと観て、研究して、真似して、あぁでもないこうでもないと試していた気がします。

真似をすることで、身体の各パーツの細かい動きを考えるようになったり、新しい身体感覚に出会ったり、自分の中で仮説をたてトライしてみることで自分自身で考える能力が身についたりと様々なメリットがあるのではないかと思っています。

真似したりアドバイスを受けたりして、色々な考えや型に触れ学び、合うもの合わないものを自分自身で取捨選択していく中で、個性だったり、オリジナリティが出来上がってくるのかなと思います。

何も考えずにただ真似をするは本質的に違うし、自分自身の特徴を活かさないのも違うし、難しいところですが、学ぶことで自分の長所も短所もより具体的に分かります。
これからもどんどん学び(真似し・パクリ)続けたいと思います。笑

変化することについて

最近は本当に便利な時代になり、オリンピック、ワールドツアー、アジアツアーなどの国際大会、そして国内大会がYouTubeやSNSの配信で観ることができます。

自分がビーチバレーボールを始めた頃には考えられないことですし、正直羨ましいです。
世界中のビーチバレーボールを見ることができ、学ぶ機会も多いと思います。

コーチになった今は、自分自身がプレーすることはないので世界中のビーチバレーボールを見て学び、戦術、技術の分析をし、自チームの選手の特性を考え、練習に落とし込みトライ&エラーを繰り返しています。
やりたいことだらけです。笑
それに付き合ってくれている選手には本当に感謝しかありません。

人間は本能的に変化を嫌うと何かで読んだ記憶があります。
本能レベルなので慣れないことをするのに抵抗があるのは仕方ありません。
でも、選手には変わること(新しい取り組み)にトライしてもらっています。

コンチネンタルカップが終わってからある想いが自分自身の中に芽生えました。
その考えを選手に伝え、ビーチバレーボールでこれまで慣れ親しんできたセオリーを一先ず忘れてもらって未知の世界に足を踏み入れてもらいました。(言い方が大袈裟かな。)

現役時代に自分自身もやったことがありません。
データも根拠もありません。
世界のトップで戦っているチームのシステムから学ぶ。本当にこれだけです。

無責任と言われるかも知れません。
が、日本人というフィジカル的に(背の高さや腕長さなど骨格で)劣る人種がいわゆるスタンダードなビーチバレーボールをやっていても勝てないと私は思います。(他の人にとっては勝てる方式かも知れない。正解は誰にも分かりません。)

勝てない方式だと思っているのに、やり続けることの方が無責任だと個人的には思ったので、変えてみようかと提案しました。
ビーチバレーボールは競技としては無差別級(身長でのクラス分け無し)なのでシステムが同じならデカい方が勝つ確率がやはり高いです。

ものすごい速さで変化し続ける世界のビーチバレーボール界で、世界で一番小さいブロッカーとレシーバーが世界で勝とうとしている時には、きっと常識など当てはまることが少ないんだろうなと思います。(2人とも2mあれば話は別ですが。)

そして誰も成し遂げたことがないから正解などないのです。

なので普段の練習からストレスだらけで(良い意味でですよ)、日々トライトライトライの連続です。
新しいおもちゃを手に入れた子供のように楽しんでいます。失敗と成功の繰り返しです。

先程、データも根拠もないといいましたが、確信していることが一つだけあります。
絶対上手くなる!!
事実目に見えて変化しています。

そんなデータも根拠もないのに、変化をしようという提案をすんなり受け入れてくれたチームと変化することを恐れないチームの文化に感謝しています。

やらない後悔より、やった経験!
向き不向きよりも、前向き!

選手のチャレンジを全力でサポートし、今週末の名古屋大会に挑みたいと思います!

ビーチバレーボールファンの皆様、YouTubeでの応援よろしくお願いいたします!

毎回本当にまとまりがなく申し訳ありません。
第5回ビーチバレーボール研究所、最後まで読んでいただきありがとうございます。
また何か気づきがあったら共有させてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?