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【20220420】目的なき日記団のとりとめない日記

四国の鉄道会社が、異国の戦地で多数の殉職者を出しながらも走り続ける同業の同志との連帯を示すべく、ラッピングしてカラーリングを変えた車両を走らせているそうです。

https://twitter.com/irucakoto/status/1516025079356100611?t=NlncrsFwqR49bf-SNQzXpg&s=19

グッズも作って売り上げを寄付するとのこと、SNSで話題になり多くの賛同を集めています。

大多数の人は鉄道会社を支持をしていますがやはり完全に、とはいかず一部では否定的な意見も。

反対意見も寄せられるというのは、正しく言論の自由が機能しているということですし、ことさら一部に配慮して謝罪しなくてもよいと思うんですがどうですかね。

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反対意見を拾っていくと「公共機関が政治的な意思を示すのはどうか」、「これは露国の人は乗せないという意思のあらわれですか」とか「戦争を商業利用しているようで嫌悪感がわく」「グッズを作って売って寄付するくらいならさっさとだまって寄付したら」などです。やれやれ、予想通り過ぎて、です。

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戦地でインフラと人命を守るために奮闘する同じ鉄道マンを思い、というところがスルーされています。それに小さな(失礼...)鉄道会社がだまって寄付してもそれ以上に広がるとは思えないところを、いろんな媒体で拡散させてより大きな動きに繋げていくことは方法としては非常によいと思いますけどね。

「嫌儲」ということばがありますが、なにかに便乗して稼ぐことを嫌う、という考え方です。今回寄せられた反対意見の「だまって寄付しとけ」とか「有人の駅に募金箱置くだけでエエやないか」はまさにこの思想ですね。
今回の国旗カラーのラッピングやグッズ云々の件は『儲ける』が目的じゃないと思いますが、地方の鉄道会社の駅に募金箱を置くとして、それにどれだけの効果があるのか、寄付額を増やすための『複利』的な考え方が一切ないのが『嫌儲』的ですね。

この反対意見が鉄道ファンから寄せられたもの、というのがなんとも...(*´Д`)

戦地の同業の志を応援する、その先に地方の小さな鉄道会社自身の生き残りもかける、その地方のインフラも守る、ということは客観的にみて間違ってはないと思うわけです。