2021年 U20W杯が中止されていなかったらSB編


 右は世代別の常連の畑(02年早・175cm・5月時点で18試合、このシーズンの後半から頭角を表す)や半田(02年早・177cm・33試合)あるいはプロ入り後、活躍した高安(01年・176cm・前年33試合と金沢で活躍、通算45試合)、中村拓(01年早・177cm・時点27)、三原(01年・172cm・時点16試合)あたりが1番手の候補である。
 他のプロ組は吉馴(01年・168cm・5月時点では0試合)、石田凌(01年・175cm・7試合)あたりしかいない状況で世代としてはこの期間(01年ー02年)で生まれた候補ではダントツと言えるほどの選手は右サイドにはいない。
 更にこの年の7月に欧州組になる岡田(01年・172cm)もその前の年(20年)に渡欧した長田悠(02年・185cm)もこの時点では軸とするには心許ない。
 大学組の立教大の小林慶(03年早・177cm)、桃山学院の奥田(01年・174cm)、拓殖大の長田恭(02年・173cm)、明治大の井上樹(01年・178cm)、内田陽(02年・168cm)、駒沢大の飯田晃(03年早・180cm)、川崎の田邊秀(02年・180cm)らが候補と言えるがプロで活躍している畑や半田、高安を押しのける程のパフォーマンスではない。そうなるとハーフの大学組が興味深いかもしれない。
 関東学院の長澤シヴァタファリ(01年・186cm)や国士館の望月ヘンリー海輝(01年・192cm)はサイズがありCBもこなせる。法政大のモヨマルコム強志(01年・181cm)も高校時代から抜群の攻撃性能を見せていた。CBの人数を減らすこともでき前術のどちらかを連れていくのがベターか。(半田を守備の計算、モヨを攻撃の計算にするのも悪い選択肢ではなさそうだが)
 左は大畑(01年・168cm・時点24試合、この年に30試合出場して主力に)と中野伸(03年・173cm・時点30試合、この年に34試合出場でレギュラーに)の2名が群を抜いて経験値的にはレギュラー候補である。同一チームから同じポジションで2名以上選ぶのは世代別ではかなり難しい為、次大会にも出られる若い中野を呼ぶことと仮定する。
 加藤聖(01年・171cm・この時点では0試合だが6月からレギュラーになりこの年に21試合)、バングナ(01年・177cm・この時点では2試合)、吉田晴(01年・177cm・1試合)、池田(01年・177cm・0試合)、下川(02年早・164cm・時点22試合)、福島(02年・175cm)などがプロ組の候補にいる。加藤がJ2、下川はJ3のカテゴリーでのプレーであるという点を考慮しても彼らが鳥栖の2名に次ぐ候補として優先されるべきかもしれないが日程を考慮するとJ1組も結果的に選ばれる可能性はある。
 筑波大の遠藤海(01年・171cm)、阪南大の植松(01年・170cm)、福岡大の岡田(01年・180cm)、駒沢大の篤(01年・175cm)、法政大の今野(01年・179cm)、専修大の根本健(01年・170cm)なども恐らくは候補だっただろうが他のポジションとの兼ね合いで鳥栖の2選手のどちらかが選ばれるのみになると予想される。

私が選ぶ2021年時点でのSB陣
名前 生年月日・身長 所属(仮に21年6月に開催された時の所属 大会時点でのプロ年数(特別指定を除く)

中野 伸哉     03年・173cm・鳥栖/2年目
加藤 聖      01年・171cm・長崎/2年目
半田 陸      02年早・177cm・山形/2年目 
望月 ヘンリー海輝   01年・192cm・国士館

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