2023年アジアカップ予想⑥LWG編

かなりメンバーが固まってきました。


下記のメンバーで26人の2023年アジアカップメンバーを構成します。
フォーメションは433想定。レギュレーションが23名に戻った場合は*の選手を外す。

GK・シュミット、谷、大迫敬、
CB・冨安、板倉、伊藤洋、中山、角田*
SB・岩田、旗手、明本、常本
DHCH・遠藤航、守田、田中碧、橘田、松木*
変更→田中碧、川辺、橘田、アペルカンプ、藤田譲*
WGOH・三笘、久保健、堂安、鎌田、奥川、伊東
CF・南野、上田絢*、古橋


上記のメンバーですがLWGの候補は三笘と奥川です。ここはこの2名で譲れません。前者は川崎では2020年度に10G10Aを記録して連覇優勝に貢献、その勢いのまま挑戦したサンジロワーズでも7点を奪って躍進に貢献しました。サイドにはるタイプでもなく中央に寄って仕事もできる事、代表でも最終予選で起用されるといっきにスタメンに昇りつめました。奥川も京都から昇格した時にはテクニックだけの印象でしたがオーストリアで4シーズンプレーし、ブンデスにステップアップ。昨年のビーレフェルトではチームこそ降格してしまいましたがリーグ戦だけで9点をあげています。クラブでクラスターが発生した為に20年度の招集がなしになってしまいましたが三笘と同様に中でもサイドでも特徴を発揮する能力を欧州で高めており、アジアカップでいきなりの代表デビューでも問題ないでしょう。三笘が右利き、奥川が左利きというのも使い分けられます。他にも山ほど候補はいるでしょうが得点力やプレミア、ブンデスという環境を考えると余程の選手が現れない限り彼らが軸とされるべきだと思います。


23年から26年で招集が予想される主な候補

三笘・97年・178cm・ブライトン
奥川・96年・176cm・ビーレフェルト
中島・94年・167cm・ポルティモネンセ
相馬勇・97年・166cm・名古屋
安部・99年・171cm・バルセロナB
遠藤渓・97年・175cm・ブラウンシュヴァイク(ウニオン)
本間・00年・164cm・クラブNXT(クラブブルージュ)
岩崎・98年・173cm・鳥栖
田川・99年・182cm・サンタクララ
前田大・97年・173cm・セルティック


既に呼ばれたことのある選手を中心候補をあげてみましたが、三笘や奥川のが結果を残している以上彼らが優先されるべきと考えます。中島も復調気味ですし、相馬や岩崎もE-1でまずまずの活躍しました。欧州組では遠藤渓、田川らがまずまずの出場をしていますが数字面の貢献はあまりないです。大然が2度目の欧州挑戦で存在感を示しているので相馬、岩崎、大然が2番手と考えるのが妥当でしょう。安部や本間がポテンシャルを存分に発揮できるようになればレギュラー格になりそうですが。半年の間でポジション争いが劇的に変わるとは思えません。SBで候補にした明本や旗手が出きることもあり人数を割く必要のあるポジションではなさそうです。




斉藤光・01年・170cm・スパルタロッテルダム(ロンメル)
食野亮・98年・171cm・ガンバ
汰木・95年・183cm・神戸
松尾・97年・170cm・浦和
小屋松・95年・171cm・柏
浅野雄・97年・173cm・広島
遠藤大・99年・165cm・川崎
上門・97年・166cm・セレッソ
財前淳・99年・177cm・グラーツァー(オーストリア2部)
奥抜・99年・171cm・グルニクザブジェ(ポーランド)
新井晴・98年・170cm・シベニク(クロアチア)
宮城天・01年・176cm・川崎
樺山・02年・171cm・山形(マリノス)
檀崎・00年・174cm・ブリスベン(札幌)


Jで活躍している選手と若手の候補をあげてみました。個人的には三笘や奥川がテクニック型なので彼らより若い、あるいはFW寄りの選手。オーソドックスなWG型でスピードで突破するタイプか裏抜けするタイプと思って考えられる現現実的な選手を羅列してみました。汰木や松尾、小屋松などがまずまずの活躍ですが数字がもっと欲しいところです。斉藤光や食野が欧州での実績を持っているのですが彼らもチームをけん引するほどの存在ではないですし、現状はA代表一歩手前といった印象です。今後注目したいのは東欧でプレーする奥抜や財前ら欧州の中小リーグ出身者の下剋上。宮城、樺山やパリ世代の台頭。檀崎などの欧州以外の海外組、上門らJ2、J3からの叩き上げ組の思ってもいないところから新戦力が台頭するようになれば日本サッカーも世界の強豪国に対抗できる新たな人材供給源を見つけることができます。ハリルのサッカーは日本人に向いているとは思えませんでしたが彼やアギーレがそういった選手発掘につよみのある人物でしたので新監督にそういった人物がくるとおもしろそうです。



アダイウトン・90年・176cm・FC東京・15年磐田ー
マテウスサヴィオ・97年・175cm・柏19年―
マルシーニョ・95年・173cm・川崎21年ー
マテウスC・94年・167cm・名古屋・14年大宮ー
エゼキエウ・98年・168cm・広島20年ー
カルリーニョス・94年・174cm・清水20年ー
チアゴアウヴェス・93年・181cm・岡山・17年清水ー韓国1819ー19年鳥栖ー
アルトゥルカイキ・92年・174cm・鹿島21年ー
ターレスパウラ・01年・175cm・熊本(名古屋)ー秀岳館17年ー



帰化の可能性があるJでも指折りの助っ人を候補としました。26年までに帰化が満たせそうな選手を候補としましたが当人の意志や協会、監督の意向もありますのでどうなるかはわかりません。アダイウトンは磐田時代から非常に真面目な人物であるのエピソードがでていますし、マテウスカストロもプレミアなど欧州行きの希望こそ持っていますが長い日本生活でかなり居心地の良さを語っていて第二の故郷的なコメントを公にしています。現代表の左サイドの主力達とは異なるキャラクターの選手だけに真剣に帰化を検討して欲しい所です。

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