2021年 U20W杯が中止されていなかったらDMF編

DMF
 この世代は比較的早熟のボランチが多い世代である。
その中でも筆頭は藤田と山本理のヴェルディ出身コンビと松岡はこの21年時点でも抜けた存在だろう。
 藤田(02年・173cm・U17組)は抜群のセンスと判断力と技術が光り、しかも父譲りの身体能力を持っている。サイズこそ170cm前半だが5月終了時点で57試合の出場歴がある。徳島に移籍した21年度も試合に出ているあたりは実力は十分である証明になる。
 山本理(01年・178cm)も高卒1年目から出場を重ね5月終了時点で71試合出場。司令塔タイプながらCBやSBでもプレーできるセンスや守備面の能力もあり、しかもサイズも小さくはないので同期の藤田とのコンビをそのまま代表で活かせるのは大きい。21年夏に清水に移籍する松岡大起(01年・170cm・73試合)もこの時点では抜群のJリーグ経験でありアクシデントがなければ3名の選考は確実だろう。
 登録人数の関係で3名しか選ばないのならこの3名がベストメンバーとなる。
  第4の選手を選ぶなら京都の川崎(01年・171cm・32試合)か湘南の田中聡(02年・174cm・50試合)のどちらかだろう。どちらも運動量やフィジカル能力に長けていいるが最終ラインの一角を務める起用も多く左利きという特長のある後者のほうがやや有利か。
 
 プロ組では谷内田(01年・170cm・23試合)、植田(02年・174cm・7試合、栃木レンタル)、土肥(01年・180cm・13試合)、中村龍(01年・186cm・1月に相模原を退団)、中山陸(01年・174cm・通算15試合)、松本凪(01年・171cm・15試合)、石浦大(01年・169cm・15試合)、櫻井(02年・178cm・この年のシーズン終盤に2試合出場)、大森(02年・186cm)、柴田壮(01年・168cm・19試合)、平岡(02年・170cm・この頃は1試合、21年の後半から出場が増える)、横川(01年・175cm・U17組)、成岡輝(02年・170cm・9試合)などが候補である。
 大学組では東洋大の瀬畠(01年早・182cm)、筑波の岩本翔(01年早・170cm)、流経大の熊沢和(01年早・180cm)や筑波大の山内翔(02年早・177cm)、流経大の藤井海(03早・170cm)、京都産業大の食野壮(01年・167cm)、法政大の吉尾虹(01年・167cm)、中央大の湯谷(02年・179cm)、立正大の川上航(02年・171cm)、東洋大の中山昴(02年・187cm)あたりまでは監督やスタッフのリスト入りはしていたのではないだろうか。
 しかしながらプロ組で十分レギュラー陣を編成できることやそれらの選手の中でも4,5番手あたりまでは文句なしで選考できるため下記のメンバーを選考した。

私が選ぶ2021年時点でのDMF陣
名前 生年月日・身長 所属(仮に21年6月に開催された時の所属 大会時点でのプロ年数(特別指定を除く)

藤田譲瑠チマ 02年早・174cm・マリノス/2年目
山本理仁   01年・177cm・東京V/2年目 
松岡大起   01年・170cm・鳥栖/3年目
田中聡    02年・174cm・湘南/1年目

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?