(覚えがき)そうだ、私はミッチーの夢女だった!

映画のSLAM DUNKを見て、めちゃくちゃに感動して、めちゃくちゃに滾って。
映画あんまり見ない人間がもう3回も劇場に足を伸ばしている。
それくらい、めちゃくちゃ最高な映画!

と同時に、ミッチーの夢女としての人格がまた覚醒しちゃって大変。
ミッチーと落とすにはどうすればいいか、そんなことをここ1カ月以上考えている。
5年後、10年後もきっとミッチーの夢女やってると思うけど、今感じている熱量を忘れたくない。その一心でここに残すことにした。
Twitterでも投稿したけど、一応。


弟と議論したんだけどね。年末年始ね、実家帰省した時に。
「いや、ミッチーを落とすにはどうしたらいいか考えるんだけどマジ分からんのよ!!」
「だろうね」
「マジでミッチーが一番ムズいと思うんよね!!」
成人をとっくのとうに過ぎた姉からかなりの熱量を以て聞かされる弟の心境を少しは考えてみたりするけど、通常運転だから許せという話。そして弟のほうも全く動じず。流石我が弟。だいぶ可愛いな。(弟も成人をとっくのとうに過ぎたおっさん)

ミッチー攻略が難しいのは、ミッチーを好きになった小学生の私ではまず攻略どうこうは考えなかっただろうな。
"ミッチー素敵(目がハート)"ぐらいのことよ。勿論そっからずっと好きだから相当レベルで好きなんだけど、
この年になってミッチーに触れると、ミッチーという男の、ミッチーという男を好きになることの業の深さを感じずにはおれん。
そもそも、今映画SLAM DUNKに触れても、やっぱりあの頃と同じでミッチー好きだと思う自分にもちょっと感心してしまった。好み(とか性癖とか?)変わらんのんやなって。
でも小学生の頃には見えなかったことが見えた。
だってあのミッチーよ?怪我で自分の存在意義を見失ってしまって変わった先がグレるまでいってしまうような男よ?
でも結局バスケ部に戻ってくる諦めの悪さよ?
そもそも安西先生目当てで湘北くるような一直線野郎だし、復帰しても安西先生とバスケのことばっかの男よ?

めっちゃ好き(泣)そういうあんたが好きやで(泣)
なんて男を好きになってしまったんや(泣)

どうやって振り向かせたらいいんや。
少女漫画王道のあらゆるパターンを当てはめても無理だし、
BLで培った方法論でも無理だ。あの、変にプライド高くて、長男気質の不器用で真面目な、バスケ馬鹿の男。

自分で考えうる弾は考え尽くした。
なのでもう弟すがるしかない。

弟から出てきた最初の案は、
「ミッチーを落とすには、堀田と同じ立ち位置になれば?」
「堀田と同じ?同じように応援するってこと?」
「そう。結局ミッチーはバスケばっかじゃけ、正攻法でいっても目に入らんけん。
ミッチーのバスケを応援することを考えると、一番応援しよんの堀田じゃん」

なるほど!やっぱり弟!
私がグルグル考えて辿り着いた、ミッチーはバスケ馬鹿だから、普通にアプローチしても無駄だということに、
何も説明しなくても把握している!さすが!

「堀田と一緒にミッチー応援してたら、目に入るんじゃない?」
「うーん。なるほど~。堀田と一緒にあの旗を振るのね」

堀田の隣でハチマキして、あの【炎の男みっちゃん】旗を振りたい。
めちゃくちゃ振りたい。
でも。

「でもそれしたら、うち堀田とくっつかない??」
「・・・・・・・・・たしかに」
「堀田じゃなくてミッチーとくっつきたいんじゃあああ!!」

だって、ミッチー好きだから、やっぱり堀田と同じくらい熱く応援することになるんよね。
応援の準備だってさ、一緒に旗作ったり結構一緒に時間過ごすと思うんよね。
試合当日も、ミッチーのプレイで一喜一憂するわけやん。
それは堀田も同じやん。
そしたら感極まって堀田と抱き着いて喜びを分かち合うだろうし、一緒に涙流すのよ。
そんなん、ポッと頬を赤らめる堀田しか見えんわ。堀田攻略してどないすんねん。
(いや、堀田は好きですよ?熱くていい男だと思うよ?でもわしの一番はミッチーなんじゃ!)

結果、やっぱりミッチー落とすのムズイねって話。
もっと弟と議論したかったけど、この直後弟くん、腰を悪くしてしまってそれどころじゃなくなったのよね。
お姉ちゃんは心配です。
ちなみに弟は、こんなことばっか考えている姉のことは心配していません。
不治の病だと思っている?、こういう人間だと分かってくれています。優しい。良き理解者。
(あんまり興味がないとも言えます)


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