【ZERO1】火祭り2023決勝戦を観ましたわ~!!!

 皆さまごきげんよう。いつも読んで下さっている方は押忍ですわ。初めましての方は初めまして押忍ですわ。というわけで押忍ですわ。

 G1決勝ではなく、あえて火祭り決勝のnoteですわ~!!!

【第1試合】
金剛山 横山佳和 vs ヤス久保田 ヒデ久保田

 金剛山は51歳のルーキーということなのですけれども、スキンヘッドでなかなかデカいのでインパクトがありましたわ~!!!

 1人でのローンバトルを強いられている金剛山、そこに試合が優位に立ったと見るや入って来る横山といった座組みでありまして、対する久保田ブラザーズは磐石のチームワーク。横山はデスバレーボム1発やっただけ。ヤスがスワントーンボムで金剛山を押さえましたわ。

【第2試合】
永尾颯樹 朱鷺裕基 vs 佐藤光留 慎吾

 ZERO1生え抜き vs 総合系プロレスラーということなのですけれども、永尾は黒のショートタイツで遠目には石川雄規に見える瞬間がありますわ。キャリア4年、基本の地味な展開を軽くやれる選手、慎吾はDEEPの現役チャンピオンとのことですけれども、リープフロッグからのアームホイップをスムーズに出していて、どうやらプロレス適性があるみたいですわ。朱鷺は新人らしい新人をやっていて、佐藤に圧倒され、永尾に強引に自軍まで引きずられ、交代されましたわ。

 永尾、なかなかの傑物で、佐藤の「全然痛くありません!!!」張り手に「全然効いてません!!!」胸張り手で対抗~!!!何と申しますか、佐藤光留が鈴木みのるではなく大谷晋二郎に育てられていたら永尾みたいになるのかな、といったかんじがちょっとありますわ。バチバチの張り手、エルボー合戦、蹴り合いでも退かず、佐藤が背中蹴り合いを見越して背中を出したらスライディングキックに行ってキレさせ腕十字から移行のアンクル極められて頭ガンガン蹴られたりと、いい意味でトンパチですわ~!!!

 佐藤と交代した慎吾はダイビングエルボーから「イィィィィィィ!!!」と声あげながらのブレーンバスターを出し、続いて永尾をロープに振ろうとして振り返され、ドロップキックを食らって、往年の大谷晋二郎みたいなグンニャリくの字の受け身~!!!どう見てもただのプロレスラーですわ~!!!総合格闘技色ゼロ~!!!朱鷺も交代して出て参りまして、串刺しショルダータックル、スピアーを決める突貫ファイトで、デビュー8ヶ月ないぐらいながら形は出来ていましてよ~!!!スパインバスター、ミサイルキック、エルボー大連打と攻め込みましたが、カウンターのミドルキック、フィッシャーマンズスープレックス、そしてファイヤーバードスプラッシュで慎吾が勝ちましたわ~!!!慎吾、何者!!?

 ちなみに永尾と佐藤は試合途中からグラウンドで向かい合って張り合い、足を極められた永尾がガンガンかかとで蹴り、試合が終わっても張り合い、場外いたるところでやっぱり張り合い、バックステージでも張り合いという、メチャクチャ激しい番外戦を繰り広げ、佐藤が口の中を切っていましたわ~!!!永尾、めんどくさい!!!

 永尾も慎吾も頭いかれていますわ~!!!いや面白かったですわ~!!!

【第3試合】
北村彰基 vs ウナギ・サヤカ

 順当な試合でしたわ。胸張り手、水平チョップ、逆エビ固め、逆片エビ固め、ストンピング、水平チョップ。顔面ウォッシュは北村のダッシュ中にウナギが場外に逃げて、北村のチョップが鉄柱に誤爆、高い位置での場外戦でウナギが蹴ると、北村がハチャメチャ階段落ちしてくれまして、ダメージをイーブンにしてくれましたわ。ウナギは顔面ウォッシュ2発から髪をつかんでの開脚フェイスバスター、ギロチンドロップ。しかしブレーンバスターを軽々打たれてしまい、北村は顔面ウォッシュを3発決めてフォール。カウント2で返したウナギを尻目に北村はコーナーに登り、そこをウナギに雪崩式ブレーンバスターで投げられますが、何ごともなかったかのように立ち上がる北村、ダウンしたままのウナギが立つのを待ってエルボー合戦へ。ロープに走るとウナギがダブルスレッジハンマーのような形でカウンター、続けてスライディングDですが難なく返され、北村の引っこ抜くブルーサンダー、ラリアットのような凄絶な当たりの袈裟斬りチョップでカウント2。続くスライディングニーアタック晋道で北村の勝ち。ウナギは涙のマイクですけれども、わたくし的にはプロレスだからこそ性差を超えようとせず、男子プロに絡まずに女子プロでしっかりしてほしいのですわ。何故ならば、男子とシングルで当たるほどの面白味をウナギに感じないからですの。天下一ジュニアのクリスタルボールを北村に託して、前振りとしたのはよかったですけれども、試合は女子プロ業界の方でやってほしいと思いますわ。北村が上手に多面ダイスのように転がって階段落ちしてくれたのも含めて、言いたいことは「出る幕じゃないですわ」という一言に尽きますの。気持ちだけではどうにもならない“性差と試合内容”があるだけにね。わたくしの中では男子プロレスと女子プロレスはサッカーとフットサルぐらい違うのですわ。たぶんこれは変わりませんわ。橋本千紘や優宇なんかすごいと思うし好きですけれども、女子プロレスラーであるという部分は外せないと思いますし。わたくしといたしましては『今の時代、男女をボーダーレスにすべき』という考え方がそもそも古いと思いますわ。『今の時代だからこそ、男女は区別すべき』というのが今の時代の考え方ですわ。

【第4試合】
菅原拓也 田中将斗 渡瀬瑞基 宮本裕向 vs クリス・ヴァイス 佐藤嗣崇 関本大介 不動力也

 渡瀬と佐藤のマッチアップで開始、渡瀬のヘッドロックからのショルダータックル合戦、他のマッチアップもランが多い試合なのですけれども、途中、関本と田中の激突になった瞬間、観客がグワ~ッと沸いたのですわ~!!!ガンプロのいい興行も先日観たわたくしと致しましては、渡瀬なんか大好物ですのに、ZERO1のファンには響いていないのかっていう~!!!そんな渡瀬がクリスにショートレンジラリアットからのジャックハマーというヤバいコンボを食らいながらもカウント2で返しまして、止まらないクリスがパッケージドライバーを狙いますが、菅原が延髄蹴りでカットし、宮本がファイヤーサンダー、田中がスライディングD、すかさず渡瀬がジャックナイフ固めでカウント3ですわ~!!!渡瀬いい選手なので、スポットライト当たってほしいですわ~!!!

【第5試合】
馬場拓海 vs アストロ vs 星野良 vs アストロ・ブラック

 天下一ジュニアの前振り的なこの試合、勝ち残り戦で勝者が天下一ジュニアのトーナメント出場という座組みですわ~!!!

 ジュニア2冠王者の馬場がアンコ型で全然シェイプされていないのですけれども、動きが速くて機動力があり、謎に軽やかなのですわ~!!!かと思えば、途中で星野がスカイツイスタープレス(意味が分からんぐらいクルクル回る絶技)を軽々繰り出し、続くアストロがファイヤーバードスプラッシュで王者を押さえましたわ~!!!星野がアストロに共闘しぐさで、アストロ・ブラックを押さえさせてのミサイルキックを打ちますが、ブラックが避けてアストロに炸裂し、星野が山折りからスカイツイスターですがアストロが避け、わちゃわちゃからブラックが星野をサムソンクラッチでカウント3~!!!アストロはスクリーム(海野が使うイグニションみたいな技)、ファルコンアロー、ファイヤーバードは自爆、ブラックはバズソーキック、ブラックアストロドライバー(ブラディサンデー)2連発でアストロ・ブラックが勝ちましたわ~!!!

 これにて北村、ブラックが出場決定でありまして、出て来た北村が「クリスタルボール(出場権)を持ってる奴出て来い!!!」と呼び掛けると、出て来たのは何と慎吾!!!次にアラケンが出て来て、佐藤光留も来て、北村との1回戦を確約させて、北村が締めようとしているところをアラケンが背後から襲撃して優勝宣言~!!!ドラゴンボールZのOP曲が鳴る中、退場~!!!「豪華な8人タッグを差し置いて、4WAY試合がセミファイナル???」と思った回答を出された気分ですわ~!!!次期シリーズのジュニアトーナメントの前振りを大事にしてくれているわけですのね~!!!馬場は敗退しましたし、アストロはバックステージで無期限休業宣言~!!!これどうなりますの~!!?気になりますわ天下一ジュニア~!!!

【メインイベント】
松永準也 vs 真霜拳號

 わたくしがかねてから注目していました松永が決勝進出、しかも「プロレス界のド真ん中行ってやる」というマグマ爆発WJな宣言をしたことで、わたくしの中で時は来た、それだけですわ~!!!

 この松永、デビュー2年の若手ですけれども、全然そんな感じがしない不思議と落ち着いた雰囲気があるので、ぜひ皆さまにも観てもらいたいですわ~!!!

 開始からエルボー合戦、ショルダータックルで松永が先制し、胸張り手合戦、イスにスルーですわ~!!!リングに戻ると真霜がグラウンド卍からヘッドシザース、アームロックへ移行して、さらにロープに絡めての腕十字、松永はジャンピングエルボーで活路を拓こうとしますが、真霜が捉えて腕固め~!!!お陰で苦闘必至ですけれども、松永は串刺しバックエルボーからのハーフハッチホールド、裏投げ狙いは真霜がアームロックで切り返し、ダブルアーム式DDTを出されバズソーキックを狙われますがかわし、組み付き素早いノーザンライトスープレックス~!!!先に立ち上がる松永が裏投げを繰り出し、カウント2で返されると、やはり先に立ち上がりバックドロップを狙いますが阻まれ、カタいエルボー合戦へ~!!!ローリングエルボーで切って取り、スイングDDT、変型ドライバーのビースティング狙いを脱出され、回転十字固めからの無道狙いからの腕十字を食らい、蹴りを連発されますが、松永は気合いと共にエルボーを繰り出し、真霜も呼応し、またしてもカタいエルボーの打ち合いへ~!!!徐々に打ち合うスピードが上がり、打ち勝った松永がローリングエルボー、走ると真霜がカウンターのレッグラリアットからのバズソーキック、しかし松永カウント2で返しまして、真霜が垂直落下式ブレーンバスターを狙って松永の首を抱え込みますわ~!!!しかし逃れた松永がラリアットかわして走り、フォアアームエルボーから凄まじいバックドロップ~!!!えぐいビースティングを決め、2発目を狙いますが抜けられ、凄い当たりのハイキックを食らいましたわ~!!!しかしものともせずにエルボーを返して、ラリアットをかわし、高速ドラゴンスープレックス~!!!カウント2ですが、すかさずビースティングで勝ちましたわ~!!!

 キャリア2年4ヶ月での真霜超え、そして優勝は凄いですわ~!!!肉体的にもタフで、真霜のヤバい打撃を凌ぎ、腕攻めをされてもエルボーをやめず、スープレックスの背筋力が強く、何よりハートが強いという、ちょっとエースの器としてアリな逸材ですわ~!!!ZERO1もっと観たいので、YouTubeでも流してほしいですわ~!!!何でしたらわたくし無料noteで書いて勝手に後押ししますので、よろしくお願いしますわ~!!!

 ZERO1、新世代みんなイカレていますわ~!!!永尾は佐藤光留と波長が合ってしまっていますし、慎吾はプロレスラーでしかありませんし、松永はタフすぎて観客がひいていましたわ~!!!スープレックスも凄くて見応えありですわ~!!!この人たちは見て損はありませんのでチェックしてみて下さいまし~!!!

 押忍ですわ~!!!


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