【プロレス全般】全日本プロレスのジュニアヘビー級のシングルリーグ戦を見て考えたことですわーッ!!!

 皆さまごきげんよう。いつも読んで下さっている方は押忍ですわ。初めましての方は初めまして押忍ですわ。というわけで押忍ですわ。

 さて、世界最強タッグと共にジュニアのシングルリーグ戦が始まりましたけれども、気になることが1つありますのよね。今日はそのお話をさせていただきますわ。

 青柳亮生 vs 土井成樹、田村男児 vs 阿部史典、佐藤光留 vs ライジングHAYATOと既に3試合、つつがなく消化しましたわ。ですが、本当に今の座組みでいいのかという懸念がありますわ。何のことかと申しますと、公式戦の試合時間が10分1本勝負なのですわ。

 今年の新日本プロレスのG1クライマックスの公式戦が20分1本勝負で物議を醸したことは記憶に新しいことと思いますわ。20分でもどうかと思いましたのに、10分は流石に短すぎますわ。その理由について書かせて下さいまし。

 ジュニアヘビー級の試合は、体重が軽いという性質上、飛び技が多くなることがままありますわ。わたくしはそれを、ヘビー級における肉弾ファイトの半分が、ジュニアヘビー級では飛び技に置き換わったものという風に捉えて見ているところがありましてよ。

 わたくしが考えるところでは、空中殺法というものは、重力によって軽量をカバーする技法ですわよね。それによる長所は威力が乗ることですわ。そしてやはり短所もありまして、隙が大きいことだと思いますの。今、この短所を、プロレスの特徴である受けと掛け合わせて、技が当たる言い訳にしていますわ。だから10分1本勝負なんていう発想になってしまうのだと思いますわ。それはプロレスにとってよくないことだと思いましてよ。

 試合時間で無理矢理ジュニアヘビー級っぽい短期勝負を作る、だからスピーディーなファイトにするという形は、正直言って浅いと思いますわ。

 本来、空中殺法を当てる為の試合というのは、相手の機動力を奪わねばならず、逆に飛ぶ為に自分の機動力を損なわないように試合を運ばなければなりませんわ。そこで大事になってくるのは何かと申しますと、スタミナと足ですわ。

 つまり、スタミナの奪い合い、1点集中攻撃の2本柱のどちらかが基本的にはなくてはならないとわたくしは思いますの。ですから、基本的にリーグ戦の公式戦は30分1本勝負であるべきですわ。

 試合の形がどう転ぶか分からない、可能性の塊だと表現出来るフォーマットがあるからプロレスは比類なきジャンルなのですわ。この十分な試合時間のフォーマットがあるからこそ、虚をついた丸め込みがあったり、スピードを最初から競うような試合もあったりして、説得力の理由になり、雄大な闘い模様となりまして、ジュニアヘビー級がヘビー級に並ぶ、時にはより輝くのだと思いましてよ。そんな輝き放つジュニアヘビー級へのさらなる発展を願ってーッ!!!

 押忍ですわーッ!!!

よろしければサポートお願いしますわ( ᵕᴗᵕ ) 励みにして頑張りますわ( ᐢ. ̫ .ᐢ ) プロレスだいすき♪( ◜௰◝و(و "