【全日本プロレス】夏休みお嬢さま祭り～！！！練習生がいないのですわ～！！！

　皆さまごきげんよう。いつも読んで下さっている方は押忍ですわ。初めましての方は初めまして押忍ですわ。というわけで押忍ですわ。

　さて、夏休みに入りまして暇なわたくしは、昨日まではとにもかくにもツイートしまくりでしたけれども、そろそろ忙しくなりましてよ～！！！何故ならば夏休みだからですわ～！！！というわけで、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか？？？走りすぎて足つっていませんか？？？脱水症状で嗚咽していませんか？？？波打ち際で寝ていて知らない人に介抱されて苦笑いしていませんか？？？これぜーんぶわたくし！！！皆さまもお気を付けて～！！！

　前置きが長くなりましたわね。今回は最近の全日の練習生事情のお話なのですけれども、何であんなに練習生がいないのか、わたくし的には超不思議なのですわ～！！！だって新日は真壁がコーチ、全日は青柳優馬がコーチ、NOAHは小川良成がコーチですわよね？？？3団体の中で1番のびのび育ててくれて早くデビューさせてくれて、大成するコツをつかみやすそうなのは、オーソドックスで現役三冠王者の青柳優馬がコーチの全日では？？？とわたくしは思いますのよね。真壁は前座のパワーファイター、小川は超絶技巧の重鎮でして、どちらも大ベテランでしょう？？？体育会系のコミュ力あります？？？ハードル高くありません？？？

　ちなみに青柳優馬いわく、「どこに出しても恥ずかしくない最低限の技術は教えてます」とのことですわ～！！！

　2018年暮れにデビューの大森北斗は現在キャリア5年足らずですけれども、シングルのタイトルマッチ(三冠戦)で形になったいい試合をしていますし、世界タッグでも大熱戦の渦中にいましたわ～！！！2019年デビューの青柳亮生はもうジュニアのエースですし、亮生と同日デビューの田村男児は世界ジュニア挑戦や諏訪魔とUNタッグ戴冠、電流爆破なんかも経験していますわ。1年半のキャリアの井上凌もジュニアタッグリーグや世界ジュニア挑戦、デビュー1年ない安齊勇馬が三冠に挑戦 & N-1出場予定と、普通ならば7、8年の下積みが必要なレベルのチャンスをバンバン消化しているところを見ると、最低限どころか、育成力は確実にあるといえますわ～！！！

　あっ、そうですわ、安齊勇馬は持ち技にジャンピングニーがありますのよね～！！！これって実はすごいことなのですわ～！！！

　全日本プロレスのジャンピングニーといえばジャンボ鶴田、そしてジャンボ鶴田が秋山凖にジャンピングニーを授けたというところまでは知っている方も多いと思いますのよね～！！！しかし皆さま、ジャンピングニーの系譜はここで終わっていませんのよ～！！！

　どういうことかと申しますと、秋山凖は何と、青柳優馬に直伝しているのですわ～！！！そこから安齊勇馬に伝わるというこの流れに、わたくしは1つ思うところがありますの～！！！

　由緒正しい全日本プロレス系譜の技である直伝ジャンピングニーは使うだけでオイシい技ですわよね～！！？なのに青柳優馬はいとも簡単にお蔵入りにし、時を経て安齊におろすという無欲ぶりなのですわ～！！！その甲斐もあってか、安齊は全日本の未来として急成長し続けていますわ～！！！

　青柳優馬が育てたレスラーといいますと、大森北斗はオーソドックススタイルからみのるに弟子入りして変化、弟の青柳亮生はハイフライヤーからグラウンドも開始、田村男児はブルファイターからレスリング技術も解禁、井上凌は川田の薫陶を受けた蹴りスタイルから出稽古を繰り返すストイック化を開始し、安齊勇馬は突撃エルボーしぐさのバーサーカーから正統派エリートへと変貌していますわ～！！！そしてコスチュームや入場テーマもバッラバラ！！！これって、みんな若手ですのに、基礎を修得した後は自由にやらせてもらえてるってことですわよね？？？絶対いいでしょこんなの～！！！

　ただし全日ファンは、退団した若手にはついて行かない感がありますわ。それを考えますと、ずっと全日にいる諏訪魔みたいな、何があっても全日本プロレス一筋みたいな、真実一路な生き方をせねばならないという、激烈なハードルの高さはありますわ～！！！エグいぐらいの一長一短～！！！

　押忍ですわ～！！！