久々に絵の具を買った

通販ではどうしてもダメなものというのがあって。
それはおそらく人によって違うとは思うのだけれど、私の場合画材だったり。

今はすっかりイラストもパソコン上で仕上げるようになってかなり経つ。
そんなわけで画材屋も随分ご無沙汰で。
でも数年に何度か、たまに、生の絵の具に触れる機会がある。

そんな時、膨大に並んだ色とりどりの絵の具の中から、描く対象のイメージの色を
ひとつひとつ、掬い集めるようにするところから、作品作りをして行きたくて。
そんな時はやっぱり画材屋になる。

でも画材屋と言えば橿原のあすか画材は閉店したと聞いたし、そうなると奈良市のアイボリー画材なのだけれど…

そういや三重は画材屋ってあるのかしらん
と調べたら、どうやら多気町の隣の玉城町というところにあるらしい。
奈良市より1時間ほど近くなる。

はじめて行く町の、初めての画材屋は
それでも学生時代を思い出して、気持ちが高揚するような場所で
やっぱり画材屋好きだな。と思った。

店主さんは私が描きたいイメージの雰囲気やテクスチャを聞き取りながら、
カタログなどをめくりながらああでも無いこうでもないと、一生懸命何を使ったらいいのか一緒に考えてくれた。

そうして今日買った絵の具は、
色が既にもうとっても素敵なものだから、はやく使いたいし、ウキウキして描き始められそうで、良かった。

#ボナール伊勢玉城館
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