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あるあるじゃないけどあるあるネタとしてのあるあるを理解する
世の中の子供達の流行りに漏れずウチの10歳もYouTubeや TikTokの動画が好きだ
少し前まで私には分からない…というかまあ年齢に合ったジャンルを好んでいたけれど、
最近は私が面白いと思うチャンネルも一緒に喜んだり、逆に10歳が勧めてくるものがこっちの琴線に触れるものだったりの感覚が共有出来るものになってきた。
そんな中で最近話題にするのが「ネタとしての『小学校あるある』」の事である。
「ネタとしての」とわざわざカッコで括ったのはそれこそ今回の主題でして、この小学校あるあるってのが10歳の実際のど田舎の学校生活とはかけはなれてるからである。
そう、つまり全然『あるある』ではないのである。
ネタとしての学校あるあるは大抵30人前後の人数×数クラスの集団生活が想定されていて、
例として挙げると「グループ派閥問題」とか「クラスに必ずひとりはいる〇〇」だとか「終わりの会で起こりがち事件」なのだけれど
1学年3人という大変ミニマムな学校世界のウチの10歳は、それを
「『あるあるネタでお馴染みの』あるある状況」…みたいなある意味ちょっとメタい捉え方をしていましてですね、
それ全然あるあるじゃなくね!?って思うんやけど、10歳の中ではそれで成立していて、それでいて面白いらしい。
たまに「本当にこれあるあるやった?」って私に聞いてくるけど、別にほとんどは聞いてはこない。なんならもう「あるある、あるよね〜」ぐらいに一緒に思ってるみたいなとこある。ないのにな。
いつか村から出て、それなりの人数の学校に通い始めた時に「あ!これあるあるネタで見たヤツだ!」ってなるのかもしれない。進研ゼミみたいな。そうか、予習やな。
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