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ゲーム開発の仕事に関わるという事

日々、ゲーム開発の現場で長い事働いているわけですがそもそもなぜ働いているかというと自分で考えたゲームが作りたかったわけで、でもゲームって一人じゃ作れないしご飯も食べたりしないといけなかったりするのでいつのまにか業務としてのゲーム作りが本業になってたりするわけですね。クリエイターというより作業者ですね。まあゲームづくりって誰かが強烈なクリエイティビティを持って皆を指揮して他の人はそれを実現するための作業者に徹するのが一番効率よいんだろうけど、昨今のゲームは失敗を恐れるあまり成功したメソッドのツギハギだけで乗り切ろうとした結果、あまり魅力がない商品になったとしてもそのつけをユーザーに払わせればいいやというのが見え見えになりがちだったりして。現場は誰ももうそれを面白いと思ってない、上から言われたから業務だからそれをやり、開発費という名の時間と人件費をつぎ込んだ劣化コピーの山がいくつも出来上がるというトホホな状況なんでしょうかね。まあ普段ゲーム業界でフリーランスとして様々な開発現場で働いてる身としてはこおいった動画で外部から見てももう見透かされてるなあと憂いてしまう感じではあります。ちなみにこの動画はナカイドというゲームのサービス終了に関しての考察や新しくリリースされるゲームのレビューなどを投稿するYouTuberの最新投稿です。毎日のように投稿されるゲームや業界に関する考察などが結構論理的に語られるので毎回興味深くて参考にしています。
このナカイド氏の日本のゲーム業界を憂う投稿によって知らされた天下のスクエニでさえこの状況というのがこの業界の危うさを表しているのかと思ったりしました。

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