すみっこ

亀のように

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手あてのすすめ

 体に手をあてる。それだけ。 手をあてたいところにあてる。ゆったりくつろぐ。 ひんやりしてるところを手のひらで温める。あちこち温める。 手のひらでやさしく包む。 …

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1年前
3

朝起きぬけのセルフメンテナンス

 春の気配は漂ってきてもまだ毎日寒いですね。  朝、布団の中でツボを押したりマッサージしながらもぞもぞしていたら、なんだか上手くいったので、書いてみようと思いま…

すみっこ
1年前
1

穢れとは

こちらのツイートを読んで「穢れ」について言霊の資料を引きながら考察してみた。 スレッド最後に書かれているように、このような風習については何らかの意図があるのだろ…

すみっこ
3年前
5

迷いの淵

「黙る」ということは、大きな声に抵抗できない…しないということでもある。 ある意見が大きな声となるのは、近い意見が多数であることを示す。SNSはそれを加速する。人…

すみっこ
3年前
3

2021.7.31の一日

言葉は要らないんだな 採りたてのオクラ 生のまま塩をつけて丸かじりが美味しいと知る 人と人との火花の煌き ひとりの静けさ 囚われた幻想から抜けてゆきたい 誰もが抜…

すみっこ
3年前
1

癖と咳

風邪と体調不良から回復に向かう中での自己観察メモ。2020.12.20 (追記あり) ***** 横になって休みながら起きるでも眠るでもなくぼんやりと、いつも通りの思考を…

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3年前
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共振の海

書こうとしたものが熟成した瞬間を逃すと、すぎ去った逸話となり、重要度が下がってしまう。今に引き戻す意味も薄れる。たぶん、本当に大切ならばまたいつか浮かび上がるだ…

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3年前
6

流れる

故郷もなく、長いあいだ、根を張る確かなものを何も持たず浮き草のように生きてきた私は、今住んでいるこの山に辿り着き、身の丈に合った幸福を手にした。こうなんというか…

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4年前
4
手あてのすすめ

手あてのすすめ

 体に手をあてる。それだけ。

手をあてたいところにあてる。ゆったりくつろぐ。
ひんやりしてるところを手のひらで温める。あちこち温める。
手のひらでやさしく包む。
心地良い箇所にはしばらく、手を置いたまま、物思いに耽る。ゆっくりゆっくり。

体に聞いて手のひらで癒やすということ。いつどこでやってもいい。おすすめは目覚めたときお布団に入ったまま。
そしてひとつため息をついてみる。体がほっとすると呼吸

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朝起きぬけのセルフメンテナンス

朝起きぬけのセルフメンテナンス

 春の気配は漂ってきてもまだ毎日寒いですね。
 朝、布団の中でツボを押したりマッサージしながらもぞもぞしていたら、なんだか上手くいったので、書いてみようと思います。文章では分かりにくいかもしれないので動画も撮りました。見て見ぬふりしてもらえたら助かります 笑
 手足の血行が良くなって体が温まれば、布団から出る気になれるかも?

 *ツボ押しやマッサージは力を込めすぎないようにしてくださいね。毛細血

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穢れとは

こちらのツイートを読んで「穢れ」について言霊の資料を引きながら考察してみた。

スレッド最後に書かれているように、このような風習については何らかの意図があるのだろうと思っている。

言葉の音の持つ純粋な意味から離れて、負のイメージが感じられることもあるけれど、風習に倣う行為によって守られていることもあるのではないか。例えば、穢れとされる状態にある女性に炊事をさせないことで、火事等の事故を未然に防ぐ

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迷いの淵

迷いの淵

「黙る」ということは、大きな声に抵抗できない…しないということでもある。

ある意見が大きな声となるのは、近い意見が多数であることを示す。SNSはそれを加速する。人と人が会わずになされる言葉のコミュニケーションは個々の身体性を疎かにし易い。たとえどれだけ多数の人たちが特定の意見を認めたとしても、たったひとりの「私」にとって違うのであれば違うのだ。

がしかし考えてみれば、多数を占める者たちに力があ

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2021.7.31の一日

言葉は要らないんだな

採りたてのオクラ
生のまま塩をつけて丸かじりが美味しいと知る

人と人との火花の煌き
ひとりの静けさ

囚われた幻想から抜けてゆきたい
誰もが抜けてほしいと願う
解き放たれた時死を迎えるのだろうか

遠く俯瞰すれば全て繋がっているかのよう
個はひとつの結びめ
其処を流れるもの刻々と変わる
それがそのまま生きるということ
流れゆくもの混ざり合い同じ色が現れることはない

しか

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癖と咳

風邪と体調不良から回復に向かう中での自己観察メモ。2020.12.20

(追記あり)

*****

横になって休みながら起きるでも眠るでもなくぼんやりと、いつも通りの思考を巡らせていたら、ある所に到った瞬間急に咳き込んで、其処が体調を崩した原因だと理解したのです。ただ、咳き込んだ途端に何を思考していたのやらすっかり消え失せてしまい、どんな思考が自分に負担をかけているのかを意識上で把握するには至

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共振の海

書こうとしたものが熟成した瞬間を逃すと、すぎ去った逸話となり、重要度が下がってしまう。今に引き戻す意味も薄れる。たぶん、本当に大切ならばまたいつか浮かび上がるだろうと、語らずにすぎ去った数々の物語はたくさんある。次 浮かぶ機会には、何かと交合し姿を変えているに違いないのだ。いつもそうしてただ眺めてきた。しかし今回は、ちょっと踏ん張ってみよう。今の私は語る積極性を持ってみたい年頃なのだ 笑

数日前

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流れる

故郷もなく、長いあいだ、根を張る確かなものを何も持たず浮き草のように生きてきた私は、今住んでいるこの山に辿り着き、身の丈に合った幸福を手にした。こうなんというか、小さな幸せの中にいる私は、何かをやる意味を見失っていた。いつ死んでも構わない気はしても、突然死んで後悔しないかと問われれば自信はない。何も求めないまま暮らすというのはそれなりに難しい。家族のために生きるなどというのもおこがましいし、かとい

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