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7/29 麗江→香格里拉

 8:50発のバスに乗って麗江を出発、香格里拉に13:00到着 香格里拉のバスターミナルに着いた第一印象は「え~~~っ、ここが香格里拉~~~(_)」
 ここ香格里拉はもともと「中甸」という名の町だったが、映画化された小説「失われた地平線」に出てくる理想郷の名「シャングリラ」を、こここそがその理想郷である、と言って2001年に町の名を「香格里拉」に変えた。香格里拉と名乗るにはあまりにあつかましいな、というのがぼくの印象である。まあ、それはいいとして、明日はどうしよう。予定ではチベット自治区との境界近くの町「徳欽」までバスで行き、そこから自転車でここ香格里拉まで戻りさらに麗江を目指す。しかし、徳欽とここの間には4200mの峠がある。4800mという情報もある。徳欽の標高は3400m。高度順応のことなどを考えると、4200mなら上れるが、4800mは無理。でも、4000mを越えてみたい。どうしよう?・・・とりあえず、今日の宿を探そう。
 自転車をバスターミナルに預け、街に出て宿を探す。1泊80元(1300円)の適当な宿が見つかった。そこで昆明の女子大生がバイトをしていた。その娘がぼくに「日本人ですか?」と日本語で尋ねてきた。「ええ、日本人です。」とぼく。すると、「私は大学で日本語が専門です。」どうやら、ぼくと話をしたそうである。よし、徳欽に行くのはやめよう。ここにもう1泊しよう。徳欽から走っても、黒煙をぶちまけ、砂埃を巻き上げながら走る車やトラックに追い抜かれながら走ることになる。そんな道を走っても全然楽しくない。ここ香格里拉からならメインロードを避け、車の少ない道で麗江まで行ける。途中に白水台という景勝地もあるし、景色も良さそうだ。それに日程に余裕ができるので、明日1日は高度順応を兼ねて自転車の試乗もできる。よし、決まりだ。今回は香格里拉→麗江だ。

理想郷とはとても思えない香格里拉の幹線道路
ここも理想郷というよりは観光地
本日の宿 日本語を学んでいる昆明の女子大生

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