頭が真っ白に…AYA世代が年2万人、支援の輪

白血病を公表した競泳女子の池江璃花子選手(18)と同じように、若くしてがんと闘う10~30歳代は「AYA世代」と呼ばれている。治療だけでなく、進学や就職など、他の世代とは異なる不安や悩みを抱え、よりきめ細かいサポートが求められることが多く、全国各地の病院などで支援する動きが広がっている。

 「今は本当に大変かもしれない。だが、やること、できることに目を向けて、あせらずに治療に専念してほしい」。がんを克服し、東京都内を拠点に同じ病と闘う人を支援する活動を続ける岸田徹さん(31)は、池江選手にそうエールを送る。


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