読売新聞

麻生金融相は14日の閣議後記者会見で、金融審議会(首相の諮問機関)の報告書を巡り、「現場で作業していた人たちが、もう少しきちっと整理してやればよかった」と述べた。金融庁の対応に問題があったという認識を示した。

 麻生氏は、責任の所在については、「今の段階では何とも言えない」と明言を避けた。

 報告書は、65歳で定年退職して95歳まで生きる夫婦の場合、30年間で約2000万円が不足するとの試算が盛り込まれている。公的年金制度への不安が高まったとして野党などが批判を強めている。


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