日本経済新聞

米大統領、改めて利下げ要求 政治介入に危うさ

トランプ米大統領が人事権を行使して米連邦準備理事会(FRB)に金融緩和への圧力を強めている。自らに近い元実業家と経済評論家の2人を理事に指名すると表明、5日には「個人的にはFRBは利下げすべきだと思う」と明言した。過大債務や資産バブルの懸念が残るなか、政治の介入が強まり中央銀行の独立性への信認が揺らげば、金融市場にゆがみが広がるリスクがある。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?