読売新聞

株価、高速取引で乱高下…AIが即座に売買判断

2018年は日米ともに株価が乱高下した。トランプ米大統領といった要人の発言や、経済データに人工知能(AI)が素早く反応し、売り買いの注文を出す株式の高速取引が荒い値動きにつながっている。

 日経平均株価は今年、2月と12月に2度も1000円超下落した。ともに、前日のニューヨーク株式市場で、株価が急落したのがきっかけで、つられるように翌日の日経平均が下落した。リーマン・ショックが起きた08年でも、日経平均の下げ幅が1000円を超えたのは10月の1回だけ。09年はゼロだった。株価の変動幅は拡大している。


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