AFP

仏大統領、国家主義に警鐘 第1次大戦終結100年記念式典

フランスの首都パリで11日、第1次世界大戦(World War I)終結100周年を記念する式典が行われ、世界各国の首脳が出席した。エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は演説で、ナショナリズム(国家主義)の台頭が再び平和を脅かそうとしていると警鐘を鳴らした。

 土砂降りの中、凱旋(がいせん)門(Arc de Triomphe)で行われた式典には、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領、カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領ら、各国首脳約70人が出席した。

 首脳らは式典に先立ち、シャンゼリゼ(Champs-Elysees)通りから凱旋門に向かって歩いたが、トランプ・プーチン両大統領は加わらなかった。


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