朝日新聞

老舗祭り用品店は神社のIT指南役

浅草の「三社祭」といえば、半纏(はんてん)、鯉口(こいくち)シャツに足袋を履き、首から木札を下げるのが定番。そんな粋なファッションを提供するのが、祭り用品専門店「浅草中屋」だ。「経済紙の記者に『老舗の皮をかぶったIT企業』と言われましてね」。そう言って中川雅雄社長(65)は笑う。百年続く老舗だから、さぞ古いスタイルの経営なのかと思いきや、その裏側は最先端のコンピューターシステムに支えられ、全国の神社、寺院のIT化まで担っていた。


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