アプリの闇


友人に勧められて、婚活アプリ始めた。
いい感じの人が出来た。
デートをした。
付き合う事になった。
勤め先の話、お父さんの話。をしてくれた。
行きつけの喫茶店も紹介してくれた。
次の日の朝まで、普通だったのだがパタリと、
夕方から、連絡が来なくなった。
友人にも、相談した。
LINEを送って、既読がつく。
何日か続くが、既読すらならない。
信じてる私がバカなのは、わかっているが、
自分でも、答えがわかっているのだが、
まだ信じている。
しばらく、アプリは辞めておこう。
猛烈に掃除をしたり、ひたすら歩いて気を紛らわすが、夜になると、本当に舞い上がっていた自分に、失笑する。狂ったように、泣く。
既読のつかない、LINEを送信する。
後悔して、削除する。
友人は、動いただけ偉いと褒めてくれた。
虫の知らせか、友人も、ランチに誘ってくれた。
いい勉強させてもらいました。
と、格好つけるが腑に落ちない。
悪い人に思わなかったし、嘘もついていない感じがした。だから、余計に傷つくのだ。
私より、優先すべき人、事が出来たのであろう。

毎日楽しくて、嬉しくて、ドキドキして、まだ
私に、こんな感情を持ち合わせていた事、
ちゃんと、傷つくことをこの歳になっても、知る事があるのだと知りました。
なぜか、頭の中で、スピッツのチェリーが鳴り響いている。
一瞬ポップだか、歌詞は、切ない。
#アプリ #恋愛#失恋#42歳




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