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ベトナム旅行記3
『計画を立てて動く』というのがどうも好きになれない。
旅なら尚のごとく好きじゃない。その日その時のフィーリングで決めたいし食べたいしやりたい。これがどうも苦手な人はわたしと旅行になんていけないと思う。
ホーチミンで迎えた初めての朝。
前もってivoryちゃんはこっちにきた時にと行きたいところをGoogleマップで目印をつけておいてくれた。お肉を食べないわたしのためにベジタリアンレストランやヴィーガンレストランも調べてくれていた。
さぁ今日はどこにいってなにをしよう。。!
なんとなく、前日の就寝前に明日は午前に2人で撮影をして夜はベトナムの友達も交えて撮影をしよう、ときめていた。
朝の準備をしている最中、
『ネイルいく?』
ivoryちゃんの一言で初日の始まりはネイルサロンに行くことから始まった。
一瞬でわたしの目がキラキラしたのは何をかくそうワタクシ、ネイルサロンに行ったことがないからだ!!
10年以上飲食業界にいたわたしはネイルサロンに行ったことがない。今でこそ髪色やピアス、ネイルをなんとも思わないお店は増えたが飲食の世界ではネイルNGがとても多かった。
そういうこともあってか指に色や柄があることに元々興味がなかったしそこに費やす時間とお金という面でも全く魅力に感じなかったのだ。
ネイルサロンヴァージンをまさかホーチミンでなくすとは、!
この予想だにしていないワクワクというのはなんとも旅の醍醐味である。
そうこうあって、撮影用の衣裳、ふたりお揃いのピンクのパニエをはいて、ivoryちゃんが運転してくれるバイクの後ろへと乗り込んだ。AM11:30
物価が上がったといえどそれでもまだまだベトナムの物価は日本と比べれば安い。ローカルのお店なら尚のこと。日本よりはるかに安い。
ジェルネイルは800円だった。衝撃だ。きっと日本なら安くても3000円はする。(知らんけど)
爪を削られるような感覚はどうも好きになれなかったけれど海外旅行で初日に何かしらのサロンに行くっていうのはこれからも採用したい事案となった。
日本では相変わらずこの先も爪のためにサロンに行こうとはおもわないのはオフも含めて全てが面倒だから。笑
だからこそ、その土地で過ごす期間わざわざ時間を取って、その土地で施した"わたし"で過ごすという体験はとってもステキなことだと思ったのだ。
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その日の予定はネイルサロンのある場所から軸となり
お次はベトナムブランドのお洋服屋さんへ。
お目当てのお店では何も見つからなかったのに
その前に建っていたお店で運命のTシャツと出会うこととなる。PM13:30
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誰かにとってのふつうは、
誰かにとっては、まったく普通ではないし
常識とか感覚とかいう振りかざされるものは主観によって変わる。
私たち人間はいつもそれを、忘れずいられたらどれだけ平和でいられるのだろう。
そして、ぜったいこんな雰囲気のお店で好みのものなんてないやろ!と思ってたらドンピシャなものと出会ってしまう。ふらっと寄って出会えてしまう。
お買い物の楽しさってこれなのですよね。
この目で、感性で、ピンとくるものに出会えること。
お店の色で判断せずに、もしかしたら交るところがあるんじゃないのかな?と思って自分の感性と照らし合わせて宝物を探すところ。
それが、お買い物の楽しさです
なんやかんや人間関係と一緒なのです。
今や実店舗を持たないお洋服屋もたくさんあるけれどやっぱり直接見てピンときた時の予想外のトキメキは、手で触れて直接見れる実店舗でしか味わえないね。
お腹が空きました。ごはんにしましょう。
その前に。と向かった先はホーチミン1レートがいいと言われる両替所。朝の出来事からとにかくこの地で使える現金を手に入れなくては。と思ったわけです。笑
そこはベンタイン市場の目の前。
ついでにベンタイン市場ものぞいてみることに。
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アボカドジュースを飲みほし、扇子を探し、
膨大なモノたちで溢れる蒸し暑い空間でここにいたら時間は溶けてしまう。。と危機を感じ退散。
そう。わたしたちはお腹がすいているのですから。
Googlemapの中から今日のお洋服にも似合いそうな場所に決めたPM14:41
ピンクがベースの店内はタイ料理 GOというお店。
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撮影なんていう気力もなく、ただ美味しく頂きました。
そう。この時点で当初の予定なんて総崩れしているのです。
次の待ち合わせは18:00
時刻はすでに16:04
夜の撮影に使おうとしていたバルーンショップへ向かいピックアップする事。
家に帰ってヘアメイクを変え、着替えて、予定のバーまで向かう事。
その全てが時間的に不可能となりました。笑
さぁどおしよう。!!!!!こうなってからが旅の醍醐味。人の性格。人生の価値観が出るってもんです。笑
仕事終わりのお友達が撮影に参加してくれるとのこと。
待ち合わせを30分遅らせてもらうことはできても
ホーチミンも帰宅ラッシュの渋滞が始まる時間帯。家まで帰る選択肢なんて到底なくなりました。
よし。衣装は街で探そう!
となり、比較的近かったファッションストリートへ。
ドレスを探してた私たちは6.7件以上の店舗に入っても全く出会えず。ホーチミンgirlsに絶大なる人気だと話題のお店に入っても何ひとつ出会えず。
やばいやばい。。となってたところ
普段モノクロのお洋服に惹かれることのない私たちが惹きつけられるように入ったのがL'ESPOIRというお店。
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いつもならスルーしているであろうお店にとりあえず見てみるか!で入ったら2人とも納得するドンピシャの形のお洋服!即決でした。
そしてここはベトナム発のブランド。
世界のどの地域でも、誰かのために。とビジネスをしている人がいます。だからこそ、その土地で始まったものが買えることほど嬉しいことはありません。
お洋服はセレクトの輸入も多い中で、現地の女の子が立ち上げたブランドに出会えて、さらに気にいるものがあるなんてのはとっても心が満たされる事。
土壇場での出会い。この時の状況も相まって、わたしにとってもivoryちゃんにとってもここで迎えたお洋服は、これから先もストーリーのある思い出深い1着となってクローゼットに在中することは言うまでもありません。
そして時刻は17:30
まだまだ、衣装は揃っておりません。
なんてったって昼と夜で真逆な格好ですから。
待ち合わせのバーからほど近いファッションモールに移動して、別行動でのピックアップタイム。
猶予は30分しかありません。
トイレに集合。
2人とも、え??元々持ってたやろ??と思うくらい、なじみすぎてるアイテムをGETして。
妥協したお買い物をせずにこれから先もずっと着たいし履きたいし使いたいものをセンサー敏感にして見つけれた私たちが、とても好きでした
お買い物上手な私たち!
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バーまで向かうタクシーの中でバルーンはデリバリーを注文。PM18:15
ホーチミンは比較的なんでもデリバリーしてくれる
基本バイク。
PM18:26
無事待ち合わせ場所に辿り着く。
ギリギリセーフ。
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でも結局バルーンはルーフトップのバーには持って入れなくて、使えなかった。笑
いいのいーの。
わたし達がいて、キレイな景色と、おいしいお酒があれば充分なんだから。(撮影どこいった?)
PM20:00
お友達と別れ、
2人でもう一件飲みに行こっかとなったので
風船を持ったままバイクに乗る。
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ベトナムでの移動手段はもっぱらgrabでした
ちょっとの距離でもみんなすぐ呼んでるイメージ
日本と比べもんにならんくらい距離単価安いもんね!
あとはgrabでもちろん車も選択できるんやけど
夜風を浴びながらドライブしてる感覚がすきだから長い距離でもわざわざバイク呼ぶこともあるって言ってた。
ならではだね。
ivoryちゃんが行きたいところある!入り口が黄色でさ、スロットみたいな扉なのよ!
と。
目的地も配車も全部手配してくれて
わたしの方が先に着いたので、入口のスタッフに案内され、目の前のバーに入る。
数分後、どこにいる?との一本の連絡。
"あ、先店に入ってますよ〜!2階にいる!"
行きたかった場所は隣の店だったようだ。
スタッフは単純に呼び込みの人だったようだ。笑
たしかに入口ぜんぜん言ってた感じと違うしな。笑
店員さん優しいし生バンド演奏してるし
まぁえっか。☺️☺️
となりビールを飲み干したわたしたち。
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予定通りにいかない時は予想外の出会いがある。
そして、その時間は順調にいったときよりも
もっと、忘れない思い出になる。
そんなことをおもった1日目でした。🇻🇳
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