母と夫とサバランと。

高齢の母親と、買い出しにいく日だった。
夫に運転してもらい、母は買い物メモをみながら
たまに新しい商品も物色しつつ
たいてい定番のものを買う。

買い出しのご褒美に
お茶タイムをご馳走してくれるのだけど
今日はケーキをいただいた。

とっても久しぶりのサバラン。

小さいときに母が買ってきてくれたケーキのひとつにサバランがあった。
懐かしい。

今日のサバランは
風貌はおしゃれさんだった。
味は昔食べたサバランに近い。美味しい。

テーブルマナーにすこしうるさかった母。
高齢になった今は手づかみもするし、よくこぼしもする。
食べるのに精一杯な感じだ。
マナー云々はすっとばし
寛大になったきがして
それはそれでよい。

夫も母との食事やお茶に慣れてくれて
ペースをつかんでくれていありがたい。

だれしも歳はとっていく。
美味しく笑顔で食べれるのは
何よりだな。