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うつわの中の楽しそうな唐子たち

次に訪れたのは平戸松山窯。三川内焼は、当時平戸藩主
松浦鎮信公が、平戸で陶工達に作らせたのが始まりと
され平戸焼ともいわれている。この窯元の主流は染付。
青一色で唐子の表情や、多様な絵柄が表現されている。

陶祖神社を後して、しばらく進むと窯元が見えてくる
建物の出窓には大作がならんでいる
ここは平戸松山窯。立派な石垣の上に建つ
案内板もある。三川内焼の染付技術が紹介されている
約400年の歴史を持つ平戸松山窯
三川内山公園にあった唐子の陶板も平戸松山窯のもの

繊細な筆使いで唐子のやわらかさが表現される

写真もブログへの掲載もぜひぜひと言って頂いて
楽しそうに遊ぶ唐子たちを見てまわる
その無邪気な様子にほっこりと
スプーンの先にまで唐子。きっと楽しげな食卓に
こちらには牡丹と唐草が繊細に表現され
立体的なうつわへの絵付けも魅力的
緻密な青海波が美しい
染付だけでなく、うつわに彫られる青海波
手作業と思えない計算された奥行きと均一感
こちらは創作染付。いろんな唐草や小紋が並ぶ
間取牡丹唐草による様々なうつわも素敵
いろんな柄の豆皿も

創作唐子、創作染付、平戸染付の紹介も。どれも魅力的


中には小さな置物も。モチーフやデザインも楽しい
こちらは、お相撲好きにはたまらない
伝統の中に、あらたなデザインも取り入れられ
現代的な感覚のうつわもある
絵柄はときに青から橙へ
橙で染め付けられたうつわ。華やいだ印象にもなる
平戸松山窯での楽しいひととき
外に出て窯元の建物をあらためて見上げてみる
雁行した形状や、二重にまわされた屋根。建物もおもしろい

九州の商品を発信する九州ヴォイスの動画にも


2月初旬、三川内焼の平戸松山窯を訪れた。やきものの
里を歩きながら、建物の佇まいにひかれて、なんとなく
門をくぐってみる。中には広々とした空間に、すてきな
うつわがずらりと並び、販売もされていた。お店の方
にとても丁寧にご対応頂いて、写真もとらせて頂いた。

いつかブログにアップしますねとお約束し、窯元を後
にする。いろいろとあって少し時間がたってしまった
けど、ようやく平戸松山窯を振り返ることができた。
通りすがりに何気なく立ち寄った平戸松山窯。本当に
訪れてよかった。旅のうれしい出会いを楽しんでいる。


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