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九州のお酒との出会いの場所


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とどろき酒店 

1973年に博多区の銀天町商店街で開店され
今は、博多区三筑に場所を移し営まれている。

アプローチはスロープや階段で立体的に造られ
建物と植栽のバランスなどもよい雰囲気である。
路面の酒店のイメージとの違いに期待が高まる。

足を踏み入れると、驚くべき吹抜の空間がある。
柔らかな曲面は、外からの印象と大きく異なる。
壁のざっくりとした左官仕上げは、味わいがあり、
落ち着いた色合いと質感は居心地の良さがある。

書籍、器などを販売されているスペースとなって
いて、その空間にしばらく身を置いて楽しんだ。

店内にはワイン、日本、焼酎が所狭しと並べられ、
お酒の種類に圧倒される。ひっきりなしにお客さん
が来店されていて、思い思いお酒を購入されていく。
スタッフとの会話から、贈り物として選んでいる人も
いた。ワインセラーもあり、ワインも充実している。


商品がありすぎて悩ましいが、試しにこの商品を購入
してみた。ガラスのぐい呑みも合せて購入してしまう。

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お酒の名前は、天吹 夏色 である。
天吹酒造合資会社は佐賀県のみやき町にあり、
元禄年間に創業されていて、300年の酒蔵や
築100年以上の母屋など、歴史に重みがある。

天吹では、花から分離された花酵母が使用され
この夏色は、月下美人、オシロイバナとある。
確かに、花が醸し出す香りと風味を感じる。
といっても、右も左もわからない初心者で、
日本酒の第一歩を踏み出したところである。

とどろき酒店。昨年の夏、私の日本酒との出会い
の場である。以来、小さな冷蔵庫の中の一角には、
日本酒が一瓶、陣取っている。たまに二瓶になる
こともあるが、ほどよく九州の日本酒を楽しもう。


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