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今度は西を目指して唐津へ

またまた昨年のこと。順調に九州各地を足を伸ばし
つつある。今度は西を目指して、初めての唐津へ。
朝一、博多駅から自転車と共に地下鉄に乗る。唐津
へはJRに乗り入れるので一本で行くことができる。


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7時半に西唐津駅に到着した。人影はほとんどない。
自転車を広げ、いざ浜野浦の棚田を目指して出発する。

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山あいをのんびりと進んでいく。途中、道の駅に立ち
寄ってみる。まだ、序盤なので荷物は増やせないので、
地元の野菜などを見るだけに。のどかな風景である。


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道すがら、トタン板の倉庫に少しアートを感じたり、
牛に見つめられて見つめ返したり、道端で紅色の実を
つけるトキワサンザシに季節を感じたりして進む。



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山あいを抜け、ほどなく浜野浦の棚田に到着する。
283枚もの田が連なった風景は、迫力がある。


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棚田の石垣には、自然石が使われた野面積が残る。
豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に拠点とした名護屋城の
築城の際に、近江の国の石工職能集団を呼び寄せ、
その子孫の石工職人により、代々築き上げられたと
いわれているだけあり、本格的な石積となっている。


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浜野浦の棚田は、日本の棚田百選にも選ばれていて、
水張りがされる4月中旬頃には幻想的な風景となる。


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幻想的な風景ということで、こちらも恋人の聖地。
恋人達が愛を語るにふさわしい場所であるらしい。
まだ朝も早いので、恋人達と鉢合わせることなく、
気兼ねなくのんびりと棚田を眺めることができた。



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さて次の目的地である波戸岬へ向けて出発する。途中、
橋の上から遠ざかる船を眺める。のどかな港町の風景。



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波戸岬に到着する。唐津のある東松浦半島の北西の端に
位置している。パノラマで広がる海の景色が気持ちよい


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波戸岬の名物のサザエのつぼ焼きを堪能することも、
海中展望塔を訪れることもなく、岬の先端に向かう。
昼食は呼子と決めているので、ここは我慢して進む。


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玄海灘が広がる気持ちのよい風景である。冬の芝生も
よいものだ。絶景といえばやはり恋人達の聖地である。
行く先々で、はからずとも恋人達の聖地を訪れている。
何度も遭遇すると恋人の気持ちを思い出したりもする。


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恋人達の聖地に長居をするわけにはいかないので、
そそくさと先へ。岬の先端へ向けて道は伸びている。
先端にある鳥居をくぐると波戸岬灯台が建っている。
昭和24年築の灯台で、時代を感じる佇まいである。



やはり、海岸沿いを自転車で走るのはここちがよい。
12月初旬であったが、気持ちよく走ることができた。
さて昼食を頂きに、楽しみにしている呼子へ向かう。

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