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有田と波佐見を巡る旅

有田と波佐見を巡る旅をした。ほんの一日の出来事。
はじめての景色に驚きながら、風景の中に身を置いた。
旅をすれば、いろんなものが見えてくる。旅をするほど
にその地の空気や時間、色や形に出会える気がする。


有田駅の天井を見上げてみる。白い壁にやわらかい光
白いのれんをくぐるのはまた今度
酒造の外観は黒と白で構成される
ポーセリンパークの青と白の陶磁器のベル
公園の中には黒と白のチェスの風景がある
トンバイ塀の茶色は実にさまざまだ
あざやかな緑の向こうのツヴィンガー宮殿
HIROPPAの赤い三角はアートのよう
カラフルな光景はつい気になる
ミニョンのカラーは鮮やかなオレンジだ
そして白山陶器は青のイメージ
緑の芝生の向こうの波佐見町歴史文化交流館のカフェ
中尾山の陶芸の里にはあちらこちらに陶器の青
しっとりとした白のうつわに鮮やかな緑の苔
壁にも埋め込まれる淡い青の花模様
石垣は時が経つほどに複雑な色をまとっていく
茶色の煙突の向こうに広がる陶器の里
くすんだ色のギャラリーの佇まいがいとおしい
焼き物公園には世界の窯がある。レンガの深い色が並ぶ
西原には雰囲気のよいお店の数々。緑あふれた気持ちよい場所
花西海は斬新な茅葺きが目印の花屋さん
中にはドライフラワーの部屋がある。鮮やかな黄色に驚く
旧波佐見町立中央小学校の講堂。遊び心のある淡いピンクと水色
西海陶器のイメージは白。隣のOYANEも白色だ
床に埋め込まれた青と白の陶片。陶器の町ならではだ
白磁のタイルの壁と屋根の銅板の緑が風景になじむ
チャイナ・オン・ザ・パークの忠次館の時間を感じるタイルの色
岡本太郎氏の花炎には赤い花がよく似合う
柿右衛門窯の池は美しい緑の色で満たされている
アリタセラの幟はえんじ色。まわりの緑にその色がはえる
クーン・カープトの陶器のやさしげな赤や青
アートな白のオブジェのような作品もある

楽しかった旅を振り返ってみる。再び、旅をした気分に
なる。そして、また旅をしたくなる。陶器の町や里には
様々な色であふれていた。次は違う角度で景色を眺め、
違う色、違う形で風景を切り取りたい。旅にいけば
そこに何かがある。そう思うと日常も同じだ。きっと
日常にもいろんなものが潜んでいる。旅をして日常に
戻りまた旅をする。それを繰り返し新たな視点を持つ。
いろんな視点で風景や景色を、日常を見つめていこう。


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