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アイランドシティ中央公園を巡ってみる


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                  アイランドシティ中央公園サイトより参照


天気はなんとか持ち直し、朝一に雨宿りを
したぐりんぐりんのある公園に戻ってきた。
公園内にはフォリーや、国際交流庭園など
いろいろ楽しそうで折角なので巡ってみる。


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まずは、ぐりんぐりんから中央の修景池の対岸
にある織物のフォリーへ向かう。所々にトイレが
設置されている。ぐりんぐりんの影響もあってか、
壁は曲面で構成され、ただものではない感がある。




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■織物のフォリー
福岡とタイの若手建築家2人と、福岡で建築を
学ぶ学生たちとのワークショップを経て織物の
コンセプト案を元にデザインされたとのこと。
曇で影が出ていないのが残念だ。よく晴れた日
にフォリーが作る影はとても面白そうである。

※フォリーとは、18世紀イギリスで流行した
風景式庭園に用いられた"風変わりなもの"を
指したのが語源と言われています。個性豊かな
園内のフォリーは、休憩所としてもご利用
いただけます。(公園HPより抜粋)




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修景池の畔にあるナギサというベンチ。
太陽のフォリー、風のフォリーと共に、
建築家の伊東豊雄氏のデザインである。
一見アート作品のようであるが、確かに
窪みとお尻がちょうど良い具合である。



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■太陽のフォリー
屋根のソーラーパネルとトイレの中の蓄電池
を用いて夜間の照明を一部まかなっている。
フォリーとして休憩できるスペースであるが、
雨上がりで使えず。それにしてもどうやって
造ったのか想像もつかないアクロバット感。


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■風のフォリー
風で発電する風車を設置されていることで
その名がつけられている。(今は発電していない)
てっきり風になびくようなイメージのフォリー
なのかと思った。太陽のフォリーとともに、
寂れた感が否めないが、こちらは子供たちが、
この中でずっと遊んでいた。ベンチに座ったり
ななめの壁に寝そべったり、思い思い楽しげな
様子であった。木々や緑に囲まれていて太陽の
フォリーより公園に馴染んでいる感じである。



④国際交流庭園
福岡市の姉妹都市6都市により、各国の文化、
技術や人の国際交流を目指した庭園とのこと。
公園の中に異国情緒の別世界が広がっている。
公園の片隅にあるのは勿体ないほどの施設だ。
本格的に作り込まれていて、立ち並ぶ高層
マンションの風景の中で異質に輝いている。

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中国・広州市の庭園


等々、いろいろと盛りだくさんの公園である。
ともあれとても贅沢な公園であると思う。
花木園などもあり、四季折々の散歩が楽しそう
で近くに住む人達がうらやましい限りである。


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