八女中央大茶園に広がる風景
星のウィッチでひと休みの後、いざ八女中央大茶園の
展望所へ向けて出発する。やはり道中の風景は気持ちよい。水面のきらめきや山桜の風景を楽しみつつ進む。
しかし、楽しく進むことができたのも山道に入るまで。
山道のルートは、下調べが重要であると思い知った。
自転車での旅のルートは、アプリの自転車NAVITIME
に頼っている。今回、星野村から八女中央大茶園への
南側のルートは迂回することになり、時間が掛かり
そうなので、東からの推奨ルートを選択し、なんの
疑いもなく進む。しかし、目的地に近づけば近づく程
に道は険しく、獣の道のようになっていく。そして
とうとう行き止まり。そこまで、かなりの坂を上って
きているので、引き返している時間もない。なんとか
ルートを再検索し、抜け道を見つけることができた。
Yahooのマップでは、今回の推奨ルートの道自体が
表記されていない。自転車NAVITIMEは重宝していて、
すっかりおまかせにしていたが、山道には要注意だ。
八女中央大茶園の展望所からの雄大な景色を楽しむ
ことができた。眼下に広がる茶畑と遠くの山並み。
晴れた日に、展望所から有明海や島原半島を望むこと
ができるという。ここは1969年から1973年にかけて
「県営パイロット事業」として103haの山林を開発し、
造られたという。想像を超える景色が広がっていた。
しかし、なんとか辿りつけてよかった。途中の山道では
進んでいる道が、行き止まりになったら到着すること
はできないと思いながら進む。その分、辿り着いた時
の達成感が大きかった。次からは山道には注意しよう。
あと残す目的地は八女市街のみとなった。ここからは、
さほど遠くない。八女の旅を最後まで楽しんでいこう。