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うつわの魅力は眺めることと使うこと。想像力が刺激される

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うつわの世界は限りない。さまざな技法、窯元の個性、一枚一枚の柄や色、そして焼き加減。同じデザインでも器によって違いがある。
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#瑞穂窯

瑞穂窯のうつわを求めて

小代焼といえば工藝風向で知ったふもと窯。それと もう一つ知っていた窯が福田るいさんの瑞穂窯だ。 以前に、柳川を旅した際に訪れたうなぎの原田で、 レジ横に置かれていた角皿。素敵なうつわですねと、 お店の方に声をかけると福田るいさんのうつわです、 と教えて頂いた。そこで知った福田るいさんの名前。 古小代の里公園を後にし、道の駅おおむたを目指す。 なんとか時間内に道の駅に到着。福田るいさんに先程 は、電話でとお伝えすると、とても歓迎して下さった。 小代焼瑞穂窯の窯元は福田るい

小代焼の窯元を巡って

小岱山のふもとの小代焼の窯元を巡ろう。中平窯から ふもと窯へ。そして次の窯元へ向かう。しばらく進むと 木々の先に、ひっそりと本谷ちひろ窯が佇んでいる。 窯元の前野智博氏は、会社勤めを辞められ、28歳から 陶芸の道を志した。瑞穂窯で7年間修行をされた後、 さらなる学びのため、沖縄やちむんの里へ。1998年に 開窯され、小代焼の歴史を受け継ぎながらも、沖縄の やちむんの技法も混ざる個性的な器を作られている。 瑞穂窯で修行されており、雰囲気の似た作品も幾つか あった。次は瑞穂窯