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「サロンのチカラ」078. サロンの戦略デザイン『STP』からの『4P』

エピソード075から077の3回でセグメンテーション・ターゲティング・ポジショニングについてお伝えしてきました。
今回はこの3回の内容を簡単に振り返りながら、
戦略デザインの次のステップ4Pについての概要をお伝えしたいと思います。


今回のタイトルにある『STP』とは、
セグメンテーションのS、
ターゲティングのT、
ポジショニングのPの頭文字からきています。


戦略を立てる時の手順として一般的に用いられのがこの『STP』でして、
セグメンテーションとターゲッティングで、戦う市場を分析した上、
ポジショニングでは自社が取るべき位置決めをします。

例えば、エピソード075・076セグメンテーションとターゲティングの回では、
市場、この場合は顧客ターゲットを『自分が求める女性像が分からない子育てママ』としました。

続いて、エピソード077ポジショニングの回では、
スタッフさんの働き方を組織(チーム)か個人か?画一性か多様性か?で位置決めすることをお伝えしました。

『STP』という手順をもって、
獲得したい顧客像と、
獲得するための組織のありかたを明確にしたわけです。




さて、サロンの戦略デザインは更に進みます。

ここで登場するのが『4P』でして、
プロダクト、
プロモーション、
プライス、
プレイス、
それぞれの頭文字がPであることからこう言われます。

プロダクトは商品
プロモーションは販売促進
プライスは価格
プレイスは販売チャネル
のことを指していて、戦略立案の骨格となります。


『4P』を考える上で何より大切なのは
『STP』で導いた内容を土台にすることです。


一連の流れですと


『自分が求める女性像が分からない子育てママ』に向けての『4P』を考えることが何より大切なのです。

明確なターゲットがあればこそ、鮮明な4Pが描けるからです。

『STP』だけで完了しても、
『4P』を先に考えても成り立ちません。

セットで描く戦略デザインであるからこそ、実践的なのです。

今回のエピソードでは、『STP』からの『4P』についての概要をお伝えしました。

こちらの内容を踏まえた上で次回以降の4Pシリーズをお聴きください。


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