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「サロンのチカラ」089.サロンの戦略デザインと実行テンポ&ピッチのまとめ

戦略実行についてお伝えしています。

この回は、
戦略実行の第一歩が出ない時の対処法。
動き出した戦略が止まってしまった時の対処法についてのお話しをまとめたいと思います。

詳しく知りたい方は、エピソード085〜088の4つを聴き直していただければと思います。

では早速まとめをお伝えします。

完璧なサロン戦略を描いても実行に移れないことが意外に多い。

原因の一つに、
スタッフ一人ひとりの戦略に対する重要度の温度差がある。


その温度差を埋めるには、

人を責めるのではなく仕組みを改めること。


仕組みを改める際に着目するのが士気。

モチベーションとも言われる、この士気を上げるために欠かせないのが、
やりたい!という期待感。
できる!という効力感。

この、やりたい!できる!のための仕組みづくり。


仕組みづくりの参考として、

内的報酬と外的報酬のお話しをしました。



しかし、ここから実行に進んだとしても止まってしまうことがある。

戦略が止まる原因は大きく2つ。

スタッフ一人ひとりのテンポが違う。
スタッフ一人ひとりのピッチが違う。


テンポとは実行するスピード。
ピッチとは音程という意味で意見や価値観の違い。


音楽と同じように戦略もテンポとピッチが合わないと止まってしまう。


取り組みのテンポが揃わないと噛み合わない。
意見の違いが大きすぎるとピッチがズレ、不協和音になってしまいます。


一旦動き出した戦略が止まってしまった…
という時は必ずテンポかピッチ、もしくは両方が合っていない時です。


この時、戦略を変更してしまうことがよくありますが、
そうではなくテンポとピッチを合わすことを考えます。


テンポのズレを修正するには、完成度のズレを埋めること。


取り組みの完成形を示し、それをいつまでに終えるか?を共有すること。


ピッチのズレを修正するには、
一人ひとりの意見の違いを根本的に変えようとせず、
ズレを調整するという視点を持つこと。



サロン戦略を描くのは人、
そして、サロン戦略を実行するのも人です。


一人が戦略を描き、実行するのも難しい中、
複数人で実行、完遂するのが難しいのは当然かも知れません。


だからこそ、完遂した時には
他のサロンが真似できないような唯一無二のサロンになっているはずです。


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