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「サロンのチカラ」082. サロンの戦略デザイン『プレイス(流通)』
4Pをテーマに4回に分けて一つずつのお話を進めています。
今回はプレイス(流通)です。
生産者が消費者に商品を届けるまでの経路がプレイスです。
サロンメニューという商品の届け先は来店客となり、
その間に介在する存在はいないのが一般的です。
だからと言って思考を止めず、
来店する方以外にいないのか?
又、間に介在する存在はいないのか?
と考えを広げることは大切です。
例えば、こちらが顧客のもとへ伺うという発想に立つと、
訪問美容という形態が考えられます。
そうするとサービス提供する対象は入居している一人ひとりとなりますが、
その間には介護施の運営者が存在しますので、
場合によっては施設運営会社が顧客となります。
このようにプレイスとは、商品を誰に販売するのか?
販売の流通経路をどう設けるのか?
を考えることです。
そして、これまでお話ししてきた3つのPと違ってプレイスには大きな特徴があります。
それは一度決めると簡単に変更できないということです。
そのため今回お話ししてきた他のPを考え抜き、連動性を持つこと。
併せて4Pの前工程であるSTPを考え抜き、連動性を持つことが肝要です。
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