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【チャリティ・イベント・レポ No.42】輪島の漆職人支援チャリティイベント「“継承“彦十蒔絵」

昨日4月6日(土)は、こちらのチャリティ・イベントに行ってきました。
1日2回開催の夜の部に参加です。

輪島の漆職人支援チャリティイベント「“継承“彦十蒔絵」

KOGEI Nextと、その派生プロジェクトである“和の響き Melody in Japan“は石川県輪島市で能登半島地震に被災した漆職人を支援するチャリティイベント「“継承“彦十蒔絵」を開催します。
本動画はイベント開催に合わせて、震災から約3か月が経過した彦十蒔絵の現状を伝えるために、京都女子大学の学生(飽浦佳菜、足立あかり)が取材し制作したものです。
国が指定する重要無形文化財である輪島塗は、職人の技術と風土の結合によって生まれた、日本を代表する伝統工芸です。今年1月に発生した令和6年能登半島地震により、職人の多くは、生活基盤や工房·道具を失い、石川県輪島の漆芸事業が危機に陥っています。輪島を拠点として活動する漆芸集団「彦十蒔絵」の職人たちの生活改善と漆芸事業の再開に、微力ながらお役に立ちたいと願い、有志によるチャリティイベント「“継承“彦十蒔絵」を企画致しました。
■輪島の漆職人支援チャリティイベント「“継承“彦十蒔絵」 実施概要
・日時 : 2024年4月6日(土) ①16:00~17:30 ②18:30-20:00
・会場 : 日仏文化協会 汐留ホール https://www.shiodomehall.com/
・出演 : 若宮隆志(彦十蒔絵_代表) 高禎蓮(彦十蒔絵_マネージャー)
     蜷川べに(和楽器バンド/津軽三味線奏者)
     セバスチャン高木(小学館文化事業局プロデューサー)
     前﨑信也(京都女子大学教授)
・プログラム :
第1部 『生・漆チャンネル』 
     若宮隆志×セバスチャン高木
第2部 『世界に一台のエレキ三味線、LYCORIS制作秘話』
     蜷川べに×前崎信也&若宮隆志&高禎蓮
     ※蜷川べに演奏
・入場料 : ¥3,000(税込) ※全自由席(整理番号無し)
・主催 : KOGEI Next /和の響き

■輪島の漆職人支援チャリティ作品販売会 「“継承“彦十蒔絵」

彦十蒔絵のチャリティ作品販売会カタログ

作品販売期間:2024/3/28(木)〜4/17(水)

・今回の売り上げは100%を復興支援として彦十蒔絵に寄付致します。
・今回のチャリティー販売会のお支払いは、お客様から彦十蒔絵の銀行口座に直接お振込をお願い致します。
・購入/相談方法: 図録のご希望作品とご連絡先(名前/電話番号/メールアドレ ス/ご住所)を彦十蒔絵のオフィシャルサイトContact pageからご連絡くださ い。

たまたま、PRTIMESのリリースを拝見して、参加してきました。
会場は50名ほどの大きさのスペースですが、ほぼ満席でした。
1日2回開催だったので、両方で100名くらいの参加でしょうか。
今回のイベントは登壇者など、みなさんボランティアで運営をされているということです。

漆芸集団「彦十蒔絵」のお話から、輪島塗のこと、被災地としての輪島の状況のお話など、とても勉強になりました。

「彦十蒔絵」のことは、今回イベントに参加して、以前鑑賞した「超絶技巧展」のことを思い出しました。この企画展に出品されていた、すごい作品のことを思い出しました。

主宰している若宮隆志さんのお話を直接お聞きできて、感動です。

後半は、和楽器バンドの蜷川べにさんのお話と演奏です。
世界に一台のエレキ三味線、LYCORISの制作に、彦十蒔絵が大きく関わったとこからのコラボです。
また、和楽器バンドといえば、コロナ禍により苦境に立たされている日本の伝統文化·芸能を支援する“たる募金プロジェクト”を立ちあげたことで知っていたので、その蜷川べにさんのお話と演奏を聞けるのはチャリティマニアとして嬉しい限りです。

三味線制作のメイキング映像です。

こちらは、「LYCORIS」を使用した楽曲「LYCORIS」のMVです。

被災地の状況や、伝統工芸の状況などを知ることが出来る、素晴らしいチャリティイベントでした。

【追記:2024年4月14日】
主催者側でも開催報告が掲載されていました。

蜷川べに(和楽器バンド/津軽三味線奏者)らによる輪島の漆職人支援チャリティイベント開催レポート


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