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第35回『TOPコレクション 時間旅行/記憶:リメンブランス/没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる』(東京都写真美術館)/Tokyo Friday Night Art Club

昨日4月12日(金)は、東京藝術鑑賞金曜夜行俱楽部のツアーでした。
35回目です。
17時15分過ぎに事務所を出て、18時前には余裕で美術館に着きます。
東京都写真美術館で、3つの企画展が同時に開催される時期を狙っていきました。
いつものように3階、2階、地下1階の順番で鑑賞しました。

3F 展示室
TOPコレクション 時間旅行
千二百箇月の過去とかんずる方角から

2024.4.4(木)—7.7(日)

美術館のコレクションから100年間をたどるような作品が展示されていました。昔の写真は、その当時の様子を知るということと、その当時の写真の構図など、2つの視点で楽しめますね。
深く考えず、さくっと見ることが出来る企画展です。
金曜夜行俱楽部にふさわしいです。

2F 展示室
記憶:リメンブランス
―現代写真・映像の表現から

2024.3.1(金)—6.9(日)

写真展というより、写真を活用した現代アート展という感じでした。
篠山紀信さんのコーナーがあり、とても興味関心を持ちました。
篠山紀信さんの若いころの作品やご本人の写真、風景写真など、あまり見たことがなかったので面白いですね。東北を撮影した風景写真はそういう切り取り方なんだなと面白かったです。

B1F 展示室
没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる
2024.3.16(土)—5.12(日)

写真の企画展に行くと、アーティストのプロフィールによく出てくる「木村伊兵衛賞」。
その木村伊兵衛賞の木村伊兵衛の作品をちゃんと鑑賞したことがなかったことをあらためて思いました。
ということで、ようやく木村伊兵衛の作品を鑑賞できました。
没後50年というのもちょっと驚きです。
写真家・木村伊兵衛は「1901-1974」なので、20世紀の100年のうち、その3/4を伴走してきた人です。写真家としては1920年代からですので戦前から高度成長期までの日本の社会や風景、人を切り取ってきた方ですね。
多くが白黒写真でしたが、その時代の雰囲気や温度感が感じられるものでした。

さて、今回のツアーで、東京藝術鑑賞金曜夜行俱楽部としては、企画展的には51~53個目となりました!

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