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【チャリティ・イベント・レポ No.28 】「村上春樹ライブラリー募金イベント:Authors Alive!特別編『村上春樹×川上未映子 春のみみずく朗読会』 ―――みみずくは春に本を読む」

先日3月1日(金)は、仕事を終えた後に早稲田大学へ。
早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)への寄付の返礼品である「村上春樹ライブラリー募金イベント」に行ってきました。

イベントとして、とても素晴らしいイベントでした!
すごく貴重な機会に参加することができました。

早稲田大学国際文学館主催 村上春樹ライブラリー募金イベント
Authors Alive!~作家に会おう~特別編
『村上春樹×川上未映子 春のみみずく朗読会』
―――みみずくは春に本を読む(3月1日開催)

今回の募金イベントは、5年ぶり2度目となる村上春樹・川上未映子両氏の朗読会となります。お二人の最新長編やこの日のために書下ろされる短編の朗読と楽しいトーク、ギタリスト村治佳織さん、俳優小澤征悦さんの友情出演も予定され、大隈記念講堂での開催ならではの多彩なプログラムが用意されています。

出演者:村上春樹、川上未映子
友情出演:村治佳織(ギタリスト) 小澤征悦(俳優)
挨 拶:ロバート キャンベル(早稲田大学特命教授/早稲田大学国際文学館顧問)
日 時:2024年3月1日(金) 18:30開演 21:00 終演 *17:00開場
会 場:早稲田大学大隈記念講堂 <MAP>
主 催:早稲田大学国際文学館
協 力:東京エフエム、新潮社

今回のイベントは、村上春樹ライブラリー募金として寄付の呼びかけを行い、実施されたものです。

早稲田大学国際文学館[村上春樹ライブラリー募金]
ご支援のお願い

早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)は、開館準備期間であった2019年より、村上春樹氏の思いを実現するため「村上春樹ライブラリー募金」を開設しています。2021年10月の開館をはさんで4年余が経過しましたが、これまで多くの皆様からのご支援を賜り、多様な文化事業ならびに教育、研究活動を展開してきました。お陰様で2023年10月には来館者数が10万人を突破し、国内外から村上春樹作品をはじめ、文学を愛する多くの方々が集う場所となりつつあります。今後もますます充実した事業を進めていくために、皆様からの一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。そして、直近のご案内になりますが、3月1日の特別ベントにもご注目いただき、お運びいただけましたら幸いです。
                     早稲田大学国際文学館
                     館長 十重田 裕一

こちらが、寄付に関する詳細のページです。

早稲田大学国際文学館主催 村上春樹ライブラリー募金イベント 詳細・申込方法
◆寄付手続きと返礼品申込みについて
募金キャンペーン対象期間(2024年1月15日~2024年1月31日)に、1口15,000円(複数口可)のご寄付をお願いいたします。
ご寄付をいただいた方を対象として、特別な返礼品をご用意いたしました。下表をご参照の上、以下の手順にて、お手続きをお願い申し上げます。
*キャンペーンおよび申込対象期間:2024年1月15日(月)から2024年1月31日(水)

会場は、早稲田大学の大熊記念講堂大講堂で開催されました。
大講堂は1123席。
会場は満席でした。
そのうち、学生250名は無料招待です。
その他にメディア席などがありましたので、おそらく寄付者は800名くらいでしょうか。

さて、イベントは、村上春樹さんと川上未映子さんの朗読と、ギタリストの村治佳織さんの演奏、俳優の小澤征悦さんの朗読、村上さん、川上さん、村治さん、小澤さんのクロストークなどがありました。
最後に、早稲田大学国際文学館顧問でもあるロバート キャンベルさんのご挨拶でした。
18時30分に開演し、21時ちょっと過ぎまで2時間半の素晴らしい朗読会でした。
村上さんは、今回のために、新作書下ろしの短編で、かつ未発表の作品を前半、後半に分けて、ご自身での朗読。
川上さんは、以前の短編と、今回の新作書下ろしの短編の2つにを朗読されました。
小澤さんは、村治さんの伴奏と一緒に、川上さん、村上さんの小説の一部を朗読されていました。
そして、一番最後に、参加者へのプレゼントとして、川上さんが村上さんの「ノルウェーの森」の中の手紙を朗読しました。

まだ発表されていない作品を、小説家自身の声で朗読で聴くことができるという、とても貴重な機会となりました。すごく贅沢な時間です。

寄付者向けのイベントとして、これ以上のないものだと思います。
村上春樹さんや川上未映子さんのファンの方がこのイベントを通じて、寄付に参加できる仕組みというのは面白いですね。
寄付の目的のテーマ設定として、秀逸な仕組みだったと思います。
クロストークの後に、撮影タイムもあったのがよかったです。

そして、イベントのおしまいにされた、ロバート・キャンベルさんの挨拶がとてもよかったです。ご本人のXの投稿で触れられていました。

本当に、寄付者として、今までにない素晴らしい機会に参加することができました。あらためて、寄付の喜びを感じました。
早稲田大学国際文学館[村上春樹ライブラリー]の今後の活動が楽しみです。

最後に、新聞のネット記事や、イベントの詳細が掲載されていた参加者のブログ等を紹介します。


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