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【チャリティ・イベント・レポ No.19】『N響第9チャリティーコンサート』(NHK厚生文化事業団) #寄付月間

昨晩12月26日(火)は、渋谷のNHKホールへ。
「N響第9チャリティーコンサート」を行ってきました。

N響第9チャリティーコンサート

日時:2023年12月26日(火曜)午後7時開演(午後6時開場)
会場:NHKホール
主催:NHK、NHK厚生文化事業団
曲目:バーバー/弦楽のためのアダージョ
   ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」
指揮:下野 竜也
独唱:中村 恵理(ソプラノ) 脇園 彩(メゾ・ソプラノ)
   村上 公太(テノール) 河野 鉄平(バス)
管弦楽:NHK交響楽団
合唱:新国立劇場合唱団
料金
S席:15,000円(ユースチケット:7,500円)
A席:12,000円(同:6,000円)
B席:9,000円(同:4,500円)
C席:6,500円(同:3,250円)
D席:4,500円(同:2,250円)

NHK交響楽団による「ベートーヴェン『第9』演奏会」は、計4回開催されます。そのうちの1回がチャリティーコンサートとして設定されています。
面白い仕組みですね。

12/22(金)、23(土)、24(日)、26(火)に開催され、26日分がチャリティーです。他の3日間は、NHK/NHK交響楽団となりますが、26日だけはNHK/NHK厚生文化事業団となります。

指揮を務めるのは、幾度となくN響と共演を重ねる中で数々の名演を残してきた下野竜也。
今回が初登場となる「N響第9」においても、期待が高まります。
独唱は国際的に活躍する名歌⼿たちが務め、国内外で高く評価されている新国立劇場合唱団とともに〈歓喜の歌〉を歌いあげます。

毎年人気のN響の第9コンサートですので、その場にいるだけで嬉しくなるような素晴らしい演奏でした。有名な交響曲ですので、断片的に馴染みの演奏もありますが、やはりフルで聴くと、そのドラマティックな構成や合唱の迫力を存分に感じることが出来ました。

カーテンコールのパートだけ、撮影可能でした。こういう配慮も嬉しいですね。

さて、チャリティーコンサートとしての形態としては、こんな感じでした。
1階入り口付近のロビーでは、NHK厚生文化事業団のブースがあり、活動紹介をしていました。
同じく、NHK厚生文化事業団が2月に両国国技館で開催する「福祉相撲」のチラシもありました。
演奏が始まる前のコンサートホールの影アナで、今回のチャリティーコンサートの紹介がありました。これは珍しいタイプですね。このコンサートの収益がNHK厚生文化事業団の活動に役立てられることが紹介されていました。
他に、パンフレットは4日間同じものになるので、26日の分はチャリティーコンサートという記載があるだけで、他には紹介がありませんでした。ちょっと残念ですね。
逆に、NHK交響楽団は公益財団法人として運営されているので、NHK交響楽団に対する寄付のお願いが掲載されていました。賛助会員や遺贈の案内が掲載されていました。なお、賛助会員は年間一口50万円でした。パンフレットには、198法人・個人の賛助会員の名前が掲載されていました。

ちなみに、NHK厚生文化事業団の2022年度の事業報告書を見ると、2022年12月22日に開催した第9のチャリティーコンサートでは、19,274,000円の売り上げでした。収益の金額はわかりませんでした。

いやぁ、チャリティって本当にいいもんですね!

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