緒方康浩
記事一覧
4年半の北陸暮らし、1,000日の産地暮らしを通じて学んだこと、今後の目標
あけましておめでとうございます!
2017年7月のリビタ時代に金沢に住み始めて以来、石川県での暮らしも気がつくと4年半となりました。
セラボクタニの運営のお仕事も、残すところ90日。
本当にあっという間の3年間でしたが、九谷焼の産地で沢山の方々にお世話になり、そして作り手の皆様とご一緒できたからこそ得られた、
今後の人生の糧にもなる大事な気づきがあるように、この3年を振り返ると思います。
つくりたいのは、九谷のあるくらしの実体験
先日、自宅の器のラインナップがふと気になって、食器棚にあるものを改めて見てみたことがある。
思いのほか僕が買うものには癖がありそうで、器はリムのついた青っぽいものが多く、それ以外だと小さいぐい呑や小皿、醤油皿などがいつの間にか必要以上に置かれていた。
誰しも何かしらの癖は持ち合わせているのではないかと思う。どんな優秀なプロ野球選手や甲子園のエースでも投球フォームに癖があるように、自分では気がつ
九谷焼の産地に来て、10年後を考えるようになった話。
九谷焼の産地にも、日常が少しずつ戻ってきた。
運営に携わっている「九谷セラミック・ラボラトリー」も6月1日から営業再開し、特に移動制限が解除されてからは県外からお越しの陶芸体験の予約が増えてきた。
産地の作り手にも新しい変化が生まれてきている。
毎年6月中旬が〆切となっている石川県の新商品開発関連の補助金申請にも、産地の窯元から数社が参加し、お仕事の中で2社の申請に携わった。
その他にも、
ものが生まれる「原場」へ出かけよう。九谷焼の手仕事に触れる新プロジェクト、いよいよ受付開始です
先日31歳を迎えて書いたこちらのnote、おかげさまで沢山の方にお読みいただきました。加えて『読んだよ〜!』って反応をもらえることが地味に嬉しかったりします。ありがとうございます!
今日は記事の中で記した【沢山の方々に九谷焼の生まれる「原場」と出会ってもらうこと】について、詳しくご紹介したいと思います。2020年5月、COVID-19によるコロナ禍の中、こちらのサービスがローンチとなりました!
31歳、いのちの折り返し地点 - withコロナ時代、九谷焼の産地で起きていること
1989年4月18日生まれ、牡羊座、O型。幼い小学生の頃、当時の先生から整列の号令がかかり、生年月日順で並ぶといつも先頭でした。4月生まれの人を見つけると、今でも親近感を覚えます。
毎年この時期に迎える誕生日。まさか今年の誕生日が、こんなご時世の中で迎えるものになるとは思いもよらなかったですが、日頃お世話になっている方のおかげさまで31歳を迎えることができました。
まず記事の本題に入る前に、こ
九谷焼作家3名が語る、今と未来。それぞれの視点から見た「九谷の視界」とは?
注)このnoteは石川県の真ん中でnoteも更新しているライター・岡田雪さんによる特別寄稿の記事です。美大卒、工芸にも詳しいカメラ好きの岡田さん。当日撮影していただいた素敵な写真と共にお送りします。(緒方)
▼ 前編はこちら ⇨ うつわを使うイメージを共有し、熱量の高いコミュニティを作る。「”つくる”と”つかう”の間」でcocorone編集長とみこさんが語ってくれたこと
九谷セラミック・ラボラ
九谷焼の持つ、クリエイティブの多様性 - #KUTANISCAPEs を通じて伝えたいこと
九谷焼の産地のことをもっと沢山の人に伝えたい。私がイベントの開催を通じてそのように思って、noteを書き始めて10日が経ちました。
先日、2本目として書いた記事も沢山の方々にお読みいただいて、Twitterで呟かれているコメントをみては嬉しくなったり、一方でもっと上手に伝えられるようになりたいなぁと思ったり、そんなことを日々思いながら産地にいます。
今日は私がnoteを始めるきっかけになった、