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蒔絵玳瑁螺鈿箱「Zipangu」

蒔絵飾箱『Zipangu』
黄金の国ジパングとは、金という素材表現が卓越していた当時の日本を象徴した呼び名だろう。
黄金は世界共通の価値観であり、その根底には美しい輝きと永遠への憧れがある。「蒔絵の金色で世界の価値観に挑戦したい」そんな想いを込めた一作。

ちなみに作品名の玳瑁(タイマイ)とはべっ甲のことで、
べっ甲の裏に金箔を貼って象嵌がしてある。
飴色のべっ甲から透けて見える金色が美しい。

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