中田英寿さん出演のFOOT×BRAINを見て
4/17(土)、4/24(土)の2週に渡り放送されたFOOT×BRAINにて私の敬愛する中田英寿さんが出演されました。
良い話が沢山聞けたので、語録をまとめました。
1、好きの形
(独自の文化で10周年を迎えたFOOT×BRAINに関して)
好きな事をやる子供の頃の気持ち。
少し遊び心がある世の中に染まりきらない形って重要と思う。
心に響いたのは「世の中に染まりきらない」ところです。
「こうであるべき」「こうならないといけない」ではなく、遊び心、大切にしたいです。
2、中田さんの好きなこと
楽しく生きている事が好き。
自分の好きなやり方を作る。
自分がどうあれば幸せかってことが1番重要。
楽しいとはゴールが大事ではなくてその過程。
そこで幸せを感じる。
好きなことをやれる「環境」が大事。
環境の大切さは番組冒頭にて、中田さん自身のオフィスがきれいに整えられていた事にも通じます。
私はこの番組を見る前に自分の机をきれいにしました。
偶然にもこのnoteを書くための環境を整えました。
好きなことをやる環境、しっかり整えていきたいです。
それこそが最大の投資ポイントなのかなぁ、と考えます。
3、中田さんのスタンス
(サッカーと伝統文化活動の本質的な意味)
どういう状況でどの場所に行って何をすれば、最大のパフォーマンスができるか?
分析をその状況でしながら相手によって変えて、いかに美しく自分の形にできるか。
他の人の考えない、自分ならではのエッセンスがないと自分がやる意味がない
自分ならではのエッセンス、良い言葉ですね。
私自身、どのようなスタンスで仕事をしているでしょうか。私のエッセンスとはなんでしょうか。
自分自身を見つめ直してみたいと思いました。
(対話が自分のエッセンス?)
4、引き際の美学
サッカーというものが好きで、その環境が好きでやっていた。
しかし環境として楽しめなくなっていた。
プロサッカー選手ではなくてもサッカーはできる。
好きなものを好きであり続けたい。
そのためには一旦離れた方がいい。
好きなものを好きであり続けるために一旦離れるという決断。カッコいいですね!!
「好きだけど楽しめなくなった環境」には共感できるところがあります。
私は仕事ではなく趣味なので、「離れる」ことは用意にできますが、それにより「今までとは違う」付き合い方、環境を考えたりもしますね。
5、なぜ酒(伝統産業)なのか
伝統産業(農業、工芸、日本酒)がすごい好き。
原材料を自然から取る。
自然は素晴らしさもあるが恐ろしさ(地震や津波)もある。
それを受け入れながら日々の生活をしていく彼らの強さ、親が代々やっているから逃げられない覚悟の強さを目の当たりにして、人間として惚れていった。
自然との共生で生み出された日本の伝統ですね。
印象深いのは「親からの継承」。それを「逃げられない覚悟の強さ」と表した中田さんの言葉に「なるほどなぁ」と深い関心を示しました。
私も伝統工芸ではないですが、長男の系譜で先祖代々数百年の歴史を背負い、それを息子に継ぐ義務があります。
そういうものがあるから、このような伝統にも少なからず共感、興味があるのかもしれません。
6、情報
知られてナンボ。
昔はサッカー番組もなく、W杯も見たことがなかった
サッカーでやっていくとは思わなかった。
今の子供たちはW杯にいって当たり前。
ヨーロッパでやって当たり前。
それが当たり前になるのか。
知らないで自分の世界で終わるのか。
情報はそれくらい大事。
伝統産業は長く続いている分知られていないことがいっぱいある。
そこをどうにか変えていきたい。
中田さんの活動は日本の伝統を守るためでもある。
情報の大切さ。
これはこのnoteでも時々書いているコアラーズにも通じています。
コアラーズをもっと多くの方に知って欲しいからこそ、何より自分自身がコアラーズにアスリートとしての価値を感じているからこそ情報を発信しています。
このような場面で中田さんと同じ方向性で活動(?)しているのは嬉しいですね。
7、時間
(中田さんは日本酒の会社、工芸武術館名誉館長、大学の教授等、多岐にわたる活動をしている)
面白いと思ったらなんでもやる。
時間はそれのために作れば良い。
時間は作るもの、待っていても絶対やってこない。
忙しくて時間がないっていう人は時間を作る思いがないんだなって思う。
これも技術。
ビジネスにも通じる時間術、きましたね。
さすがは多彩な活動家の中田さんです。
「面白いと思ったらなんでもやる」っていうところも、とてもカッコよく好感が持てます。
私も「なんでもやる」精神で時間を作っていきたいと思います。
8、これから
(自身について)
環境も変わる。
自分がやりたいこともテクノロジーや環境で変わってくる。
やる方法も変わってくる。
(サッカーについて)
思考のレベルを高くしていくことは非常に重要。
技術も体力もどう使うかを考えないと、あるからOKじゃない。
時代は常に変化しますからね。
それに適合して人も変わっていきます。
能力もあるからOKではなく、いかに使っていくかですね。
テクノロジーの進化で分析は進みますが、人としてクリエイティブさを発揮していけるか、いかに自分の武器を最大限に発揮できるかを考えていかねばなりません。
9、まとめ
心に響く言葉が多く、見れてよかったです。
やはり中田さんは私にとって、永遠のトップランナーです!!
2020.11.21(土)、愛知県瀬戸市にて
中田さんの伝統工芸の道を知りたくて、陶芸教室に参加ました。
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