新専門医制度

1.新専門医制度では、年次毎の研修プログラムを定め、基幹施設と連携施設で研修施設群を構築し、専攻医が研修のために地域の病院にローテイトする仕組みとなっている。

2.今までは各学会が独自の方針で専門医制度を設け運用してきたため、専門研修についての標準的な仕組みがなかったことから、新専門医制度ができた。

3.専門医とは、一定の専門性を担保しつつ、あくまでそれぞれの専門領域で標準的な医療を提供できる医師を意味する。いわゆるスーパードクターではない。

4.専門研修プログラムの評価や認定は日本専門医機構が行う。

5. 都市部集中を避けるため基幹病院における採用人数に制限を設けた。
医師数の減少している外科、産婦人科、および、採用実績の少ない病理、臨床検査は上限が除かれた。

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